日本の古典 古文 ラ行四段活用について百人一首で文法解説。「ら・り・る・る・れ・れ」活用表 四段活用とは、 A - I - U - U - E - E (ア イ ウ ウ エ エ) による活用形で、母音がアイウエの4段を用いることから呼ばれる。 四段活用の子音は K G S T H B M R(カ ガ サ タ ハ バ マ ラ)であり、終止形で書けば「咲く、聞く、敷く、鳴く、吹く」などとなる。 ここでは R、つま... 2023.06.27 日本の古典
日本の古典 古文 カ行四段活用について百人一首で文法解説。「か・き・く・く・け・け」活用表 四段活用とは、 A - I - U - U - E - E (ア イ ウ ウ エ エ) による活用形で、母音がアイウエの4段を用いることから呼ばれる。 四段活用の子音は K G S T H B M R(カ ガ サ タ ハ バ マ ラ)であり、終止形で書けば「咲く、聞く、敷く、鳴く、吹く」などとなる。 ここでは K、つま... 2023.06.27 日本の古典
日本の古典 逢坂和歌集 「の関」「山」など「あふさか」 百人一首、古今、新古今など勅撰八代集から76首! 逢坂の歌 清少納言せいしょうなごん 夜よをこめて 鳥とりのそら音ねは はかるとも 世よに逢坂おうさかの 関せきはゆるさじ 「逢坂の関」滋賀と京都の境に位置する。 逢坂と逢うで掛詞とし、恋歌を中心に多く詠まれた。百人一首には3首選べれている。 ここでは万葉集から6首、八代集から76首を紹介します。 逢坂の歌集ごとの数と割... 2023.06.26 日本の古典
日本の古典 ほととぎす和歌集 百人一首、古今、拾遺、詞花、新古今など勅撰八代集から260首! ほととぎすの歌 後徳大寺ごとくだいじの左大臣さだいじん ほととぎす 鳴なきつる方かたを 眺ながむれば ただ有明ありあけの 月つきぞ残のこれる 「ほととぎす」は夏の訪れを知らせる初夏の鳥。時鳥、霍公鳥、子規とも書く。 今は「かっこう」と読む、郭公とも書かれ、和歌ではほととぎすと読みます。夏歌を中心に、恋歌などでも用いらて... 2023.06.26 日本の古典
日本の古典 枕詞 「ちはやぶる」和歌集 百人一首、万葉集、古今、後撰、拾遺、新古今などから54首! ちはやぶるの歌 在原業平ありわらのなりひら ちはやぶる 神代かみよもきかず 竜田川たつたがわ 唐紅からくれないに 水みずくくるとは 「ちはやぶる」は神の枕詞です。「千早振る」と書きます。「ち」は神の力。「はや」はその力が強大であることを意味しているとされます。万葉集199においては本来の意味で用いられている。 以下の勅... 2023.06.22 日本の古典
日本の古典 枕詞 「あかねさす」和歌集 万葉集、金葉、詞花、新古今から15首! あかねさすの歌 「あかねさす」は日、昼、照、紫、君の枕詞です。「茜さす」とも書きます。 あかね色に美しく輝くという意から用いられる。 「あかねさす」としては古今から後拾遺、千載では採用されていない。「あかね」としても拾遺2、新古今1の使用のみ。 あかねさすの歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 ... 2023.06.21 日本の古典
日本の古典 枕詞 「あきつしま」和歌集 万葉集、新古今から6首! あきつしまの歌 「あきつしま」は大和の枕詞です。「秋津島」、「秋津洲」、「蜻蛉島」とも書きます。 あきつしまは日本の本州を指す古代の呼称。上代(万葉集)までは「あきづしま」。 万葉集でのみ採用されており、八代集では使われていない。新古今にあるが、これは場単に秋津洲としての使用。 あきつしまの歌集ごとの数と割合 万葉 古... 2023.06.21 日本の古典
日本の古典 僧正遍昭(六歌仙/三十六歌仙)の古今和歌集、拾遺和歌集、新古今収録作、百人一首を紹介。 僧正遍昭 在原業平 文屋康秀 喜撰法師 小野小町 大友黒主 僧正遍昭 「そうじょうへんじょう」。816年~890年。俗名は良岑宗貞。単に「遍昭」とも。六歌仙、三十六歌仙。 百人一首 12番 古今集-872-雑歌上 天つ風 雲のかよひぢ 吹きとぢよ 乙女の姿 しばしとどめむ 詳しくみる 古今和歌集 27-春歌上 浅緑 糸... 2023.06.19 日本の古典
日本の古典 在原業平(六歌仙/三十六歌仙)の古今和歌集、拾遺和歌集、新古今収録作、百人一首を紹介。 僧正遍昭 在原業平 文屋康秀 喜撰法師 小野小町 大友黒主 在原業平 「ありわらのなりひら」。825年から880年。伊勢物語の主人公のモデル。在原元方は孫。六歌仙、三十六歌仙。 百人一首 17番 古今集-294-秋歌下 ちはやぶる 神世もきかず 竜田川 唐紅に 水くくるとは 詳しくみる 古今和歌集 53-春歌上 世の中... 2023.06.19 日本の古典
日本の古典 文屋康秀(六歌仙)の古今和歌集、後撰和歌集収録作、百人一首を紹介。 僧正遍昭 在原業平 文屋康秀 喜撰法師 小野小町 大友黒主 文屋康秀 「ふんやのやすひで」。885年没?。小野小町と親密であったと伝わる。文屋朝康の父。文琳ともいう。六歌仙、中古三十六歌仙。 百人一首 22番 古今集-249-秋歌下 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐と言ふらむ 詳しくみる 古今和歌集 ... 2023.06.19 日本の古典
日本の古典 小野小町(六歌仙/三十六歌仙)の古今和歌集、新古今収録作、百人一首を紹介。 僧正遍昭 在原業平 文屋康秀 喜撰法師 小野小町 大友黒主 小野小町 「おののこまち」。生没不明。百人一首に撰ばれた歌からもわかるとおり、美人であったと伝わる。六歌仙、三十六歌仙、女房三十六歌仙。 百人一首 9番 古今集-113-春歌下 花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに 詳しくみる ... 2023.06.19 日本の古典
日本の古典 喜撰法師(六歌仙)の古今和歌集、玉葉和歌集、樹下集、百人一首を紹介。 僧正遍昭 在原業平 文屋康秀 喜撰法師 小野小町 大友黒主 喜撰法師 「きせんほうし」。生没不明。真言宗の僧。2歌のみ伝わる。「喜撰」。六歌仙。 百人一首 8番 古今集-983-雑歌下 我が庵は みやこのたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人は言ふなり 詳しくみる 古今和歌集 983-雑歌下 我が庵は みやこのたつみ し... 2023.06.19 日本の古典