金葉和歌集

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日本の古典

枕詞 「あしびきの/あしひきの」の和歌集 万葉集、古今、後撰、拾遺、後拾遺、金葉、千載、新古今から194首!

「あしびきの/あしひきの」の歌 「あしびきの」は年山、峰、尾の上(をのへ)、岩、木などにかかる枕詞。「足引きの」と書くが、葦引き、あし曳などとと書くことも。 万葉集では「あしびきの」と読まれ、後に「あしひきの」と読まれるようになった。 枕詞としてよく詠まれ、数も多く、万葉112、八代82を数える。 「あしびきの/あしひ...
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枕詞 「しろたへの」の和歌集 万葉集、古今、後撰、拾遺、後拾遺、金葉、新古今から82首!

「しろたへの」の歌 「しろたへの」は衣、袖、袂(たもと)、領巾、紐、帯、白、雪、波、浜、木綿、富士などにかかる枕詞。「白妙の」、「白栲の」と書く。 白妙・白栲とは、楮(こうぞ)というクワ科の樹木であり、樹皮から繊維、布が作られ、和紙の原料にもなる。 その白さから、「しろたへ」で白い色をも意味し、雪や雲、波などにもかかる...
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枕詞 「くれたけの」の和歌集 古今、後撰、拾遺、後拾遺、金葉、千載、新古今から16首!

「くれたけの」の歌 「くれたけの」は節(ふし)、夜、むなしにかかる枕詞。「呉竹の」と書く。 呉竹は竹の一種。竹の節から、「ふし」となり、伏見、うきふしにもかかる。 節と節の間を節(よ)ともいうことから、夜、世にもかかる。 「くさまくら」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 0 3 ...
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枕詞 「くさまくら」の和歌集 万葉集、古今、後撰、拾遺、後拾遺、金葉、千載、新古今から77首!

「くさまくら」の歌 「くさまくら」は旅、度、結ふ、夕、結ぶ、露などにかかる枕詞。「草枕」と書く。 草で枕を結び作って、野宿することを草枕という。旅そのものを草枕ともいう。 「くさまくら」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 49 1 4 3 2 2 0 8 8 1.1 0.1 0....
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枕詞 「からころも」の和歌集 万葉集、古今、後撰、拾遺、後拾遺、金葉、千載、新古今から69首!

「からころも」の歌 「からころも」は着る、裁つ、はる、袖、裾、紐などにかかる枕詞。「唐衣」、「韓衣」と書く。 唐衣とは袖が広く裾の長い唐風の服をいう。衣をつくるために布を裁つことから、枕詞となっている。 「からころも」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 7 10 21 9 6 3...
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枕詞 「あかねさす」和歌集 万葉集、金葉、詞花、新古今から15首!

あかねさすの歌 「あかねさす」は日、昼、照、紫、君の枕詞です。「茜さす」とも書きます。 あかね色に美しく輝くという意から用いられる。 「あかねさす」としては古今から後拾遺、千載では採用されていない。「あかね」としても拾遺2、新古今1の使用のみ。 あかねさすの歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 ...
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枕詞 「あづさゆみ/梓弓」の和歌集 万葉集、古今、後撰、拾遺、後拾遺、金葉、千載、新古今から52首!

「あづさゆみ」の歌 「あづさゆみ(あつさゆみ)」は引く、張る、射る、本、末、寄る、たつ、や、音などにかかる枕詞。「梓弓」と書く。 弓を射る時の音から音の枕詞となっていると考えられる。 「梓弓」そのものとして詠まれることもあり(万葉集前半など)、必ずしも枕詞としての用いられているわけではない。 「あづさゆみ」の歌集ごとの...
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金葉和歌集(二度本) 金葉和歌集のデータベース 金葉和歌集とは 五番目の勅撰和歌集であり、白河院(白河天皇)によって下命され、撰者は源俊頼。 白河院は三度作り直させており、初度本(470首)、二度本(717首)、そして、1124年、三奏本にて一応の完成となった。 金葉和歌集の構成 春 夏 秋 冬 賀 別 恋上 恋下 雑...