時間外労働の影響労災保険法社労士試験

時間外労働と業務災害

※時間外労働が100時間、80時間に近いときは、それ以外の負荷要因を十分考慮して関連性を判断する

休日のない連続勤務、勤務間インターバルが短い、出張が多い、事業場外における移動を伴う、心理的負荷、身体的負荷

最小限度の睡眠時間を確保できないほどの長時間労働（労働密度低い場合等を除く）

主観ではなく一般的にどう受け止めるかで判断

直前1ヵ月以内については、1ヵ月を4週間と考え、1週間40時間の時間外労働と考えるとよい

⇔雇用保険における特定受給資格者条件は6カ月に100時間超え時間外労働

３６協定の限度時間は、シゴジロー１００倍

月の時間外労働
					160	直前１ヵ月　心理的負荷「強」
				120	120	直前２ヵ月　+何かで心理的負荷「強」
			100	100	100	直前３ヵ月　+何かで心理的負荷「強」
					100	直前１ヵ月　脳血管疾患及び虚血性疾患
				80	80	直前２～3か月　脳血管疾患及び虚血性疾患
			80	80	80	直前２～3か月　脳血管疾患及び虚血性疾患
	100					直前６ヵ月　いずれか　特定受給資格者
		80	80			直前６ヵ月　いずれか連続　特定受給資格者
		協定	協定	協定		直前６ヵ月　いずれか連続３カ月間に３６協定超えの時間外労働　特定受給資格者

週６０時間超	更に割増賃金(０．２５)が発生、労働者の意思で代替休暇とできる
週４５時間超	任意の割増賃金
週４０時間超	+月８０時間超で、疲労の蓄積ありで申出により面接指導(高プロを除く)
週４０時間超	研究開発と高プロ +月１００時間超で、面接指導の義務