日本の古典 枕詞 「はるがすみ/春霞」の和歌集 万葉集、古今、後撰、拾遺、新古今和歌集などから72首! 「はるがすみ」の歌 「はるがすみ(はるかすみ)」は春日、立つ、おぼ、よそに、井の上などにかかる枕詞。 「春霞」と書く。音から「春日」、霞が立つから「立つ」。 霞でみえないから「よそに」などから枕詞となる。 「はるがすみ」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 18 21 6 10 4... 2024.03.09 日本の古典
日本の古典 枕詞 「ぬえどりの/鵼鳥の」の和歌集 万葉集から13首! 「ぬえどりの」の歌 「ぬえどりの(ぬえとりの)」はのどよふ、うらなげ、片恋などにかかる枕詞。 「鵼鳥の」と書く。鵼鳥はトラツグミというスズメ目の鳥。 「ヒィー、ヒィー」と嘆いているように鳴くことから、「うらなく」「片恋」など悲しげな言葉の枕詞となる。 「ぬえどりの」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金... 2023.06.25 日本の古典