古文 枕詞 「ちはやぶる」和歌集 百人一首、万葉集、古今、後撰、拾遺、新古今などから54首! ちはやぶるの歌 在原業平ありわらのなりひら ちはやぶる 神代かみよもきかず 竜田川たつたがわ 唐紅からくれないに 水みずくくるとは 簡単な説明 「ちはやぶる」は神の枕詞です。「千早振る」と書きます。「ち」は神の力。「はや」はその力が強大であることを意味しているとされます。 「神」のほかに、「賀茂」、「宇治」、「神無月」... 2024.10.09 古文
古文 枕詞 「あかねさす」和歌集 万葉集、金葉、詞花、新古今から15首! あかねさすの歌 簡単な説明 「あかねさす」は日、昼、照、紫、君の枕詞です。「茜さす」とも書きます。 あかね色に美しく輝くという意から用いられる。 「あかねさす」としては古今から後拾遺、千載では採用されていない。「あかね」としても拾遺2、新古今1の使用のみ。 解説 「あかねさす」(茜さす)は、「日」「昼」「紫」などにかか... 2024.10.09 古文
古文 枕詞 「あさつゆの」和歌集 万葉集、古今、後撰、詞花、新古今から14首! あさつゆのの歌 簡単な説明 「あさつゆの」は消、消え、命、わが身、おくの枕詞です。 「朝露の」と書きます。 万葉集では、朝露はきえやすくはかないことから、消え、命、わがみなどにかかる。 古今以降(中古以降)においては朝露は草木におかれることから、おくにもかかる枕詞として用いられる。 解説 「あさつゆの」(朝露の)は、「... 2024.10.09 古文
古文 枕詞 「あきつしま」和歌集 万葉集、新古今から6首! あきつしまの歌 簡単な説明 「あきつしま」は大和の枕詞です。「秋津島」、「秋津洲」、「蜻蛉島」とも書きます。 あきつしまは日本の本州を指す古代の呼称。上代(万葉集)までは「あきづしま」。 万葉集でのみ採用されており、八代集では使われていない。新古今にあるが、これは場単に秋津洲としての使用。 解説 「あきつしま」は、「大... 2024.10.09 古文
古文 藤原敏行朝臣 百人一首の意味と解説「住の江の 岸に寄る浪 よるさへや 夢の通ひ路 人目よくらむ」 小倉百人一首、18番札についての説明ページです。読み札(絵札)は「フリガナ付き」、取り札は「ひらがな書き」の共に縦書き。縦横比率も実物そっくりの札で百人一首を紹介します。品詞分解も大きな字と縦書きで読みやすく。 百人一首 18番 「住の江の 岸に寄る浪 よるさへや 夢の通ひ路 人目よくらむ」 作者 藤原敏行朝臣について... 2024.05.15 古文
古文 さくら和歌集 百人一首、古今、拾遺、金葉、詞花、新古今など勅撰八代集から303首! さくらの歌 権中納言ごんちゅうなごん匡房まさふさ 高砂たかさごの 尾おの上えの桜さくら 咲さきにけり 外山とやまの霞かすみ 立たたずもあらなむん 桜を詠った和歌の数々です。古今以降において「花」といえば桜を指すとされていますが、ここでは、「桜」という語を使って詠っている歌を紹介します。 春歌を中心に、雑歌、離別などにお... 2024.04.07 古文
古文 陽成院 百人一首の意味と解説「筑波嶺の 峯より落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる」 小倉百人一首、13番札についての説明ページです。読み札(絵札)は「フリガナ付き」、取り札は「ひらがな書き」の共に縦書き。縦横比率も実物そっくりの札で百人一首を紹介します。品詞分解も大きな字と縦書きで読みやすく。 百人一首 13番 「筑波嶺の 峯より落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる」 恋心は、深い淵のように。... 2024.03.13 古文
古文 清少納言 百人一首の意味と解説「夜をこめて 鳥のそら音は はかるとも 世に逢坂の 関はゆるさじ」 小倉百人一首、62番札についての説明ページです。読み札(絵札)は「フリガナ付き」、取り札は「ひらがな書き」の共に縦書き。縦横比率も実物そっくりの札で百人一首を紹介します。品詞分解も大きな字と縦書きで読みやすく。 百人一首 62番 「夜をこめて 鳥のそら音は はかるとも 世に逢坂の 関はゆるさじ」 作者 清少納言について... 2024.03.13 古文
古文 山部赤人 百人一首の意味と解説「田子の浦に 打出でてみれば 白妙の ふじの高嶺に 雪は降りつつ」 小倉百人一首、4番札についての説明ページです。読み札(絵札)は「フリガナ付き」、取り札は「ひらがな書き」の共に縦書き。縦横比率も実物そっくりの札で百人一首を紹介します。品詞分解も大きな字と縦書きで読みやすく。 百人一首 4番 「田子の浦に 打出でてみれば 白妙の ふじの高嶺に 雪は降りつつ」 富士に雪降りつづき、さらに... 2024.03.07 古文
古文 持統天皇 百人一首の意味と解説「春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」 小倉百人一首、2番札についての説明ページです。読み札(絵札)は「フリガナ付き」、取り札は「ひらがな書き」の共に縦書き。縦横比率も実物そっくりの札で百人一首を紹介します。品詞分解も大きな字と縦書きで読みやすく。 百人一首 2番 「春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」 夏到来。晴天の白。 作者 持統天皇... 2024.03.07 古文
古文 権中納言定家(藤原定家) 百人一首の意味と解説「来ぬ人を 松帆の浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ」 小倉百人一首、97番札についての説明ページです。読み札(絵札)は「フリガナ付き」、取り札は「ひらがな書き」の共に縦書き。縦横比率も実物そっくりの札で百人一首を紹介します。品詞分解も大きな字と縦書きで読みやすく。 百人一首 97番 「来ぬ人を 松帆の浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ」 焼かれた藻塩のように。 ... 2024.03.07 古文
古文 順徳院 百人一首の意味と解説「百敷や 古き軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり」 小倉百人一首、100番札についての説明ページです。読み札(絵札)は「フリガナ付き」、取り札は「ひらがな書き」の共に縦書き。縦横比率も実物そっくりの札で百人一首を紹介します。品詞分解も大きな字と縦書きで読みやすく。 百人一首 100番 「百敷や 古き軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり」 過去の栄華に思いを馳せ... 2024.03.06 古文
古文 和泉式部 百人一首の意味と解説「あらざらむ この世のほかの 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな」 小倉百人一首、56番札についての説明ページです。読み札(絵札)は「フリガナ付き」、取り札は「ひらがな書き」の共に縦書き。縦横比率も実物そっくりの札で百人一首を紹介します。品詞分解も大きな字と縦書きで読みやすく。 百人一首 56番 「あらざらむ 此の世のほかの 思ひ出に 今一たびの 逢ふこともがな」 作者 和泉式部 「い... 2024.03.06 古文
古文 小式部内侍 百人一首の意味と解説「大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立」 小倉百人一首、60番札についての説明ページです。読み札(絵札)は「フリガナ付き」、取り札は「ひらがな書き」の共に縦書き。縦横比率も実物そっくりの札で百人一首を紹介します。品詞分解も大きな字と縦書きで読みやすく。 百人一首 60番 「大江山 いく野の道の 遠ければ 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立」 才女の子も才女。 ... 2024.03.06 古文
古文 紫式部 百人一首の意味と解説「めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな」 小倉百人一首、57番札についての説明ページです。読み札(絵札)は「フリガナ付き」、取り札は「ひらがな書き」の共に縦書き。縦横比率も実物そっくりの札で百人一首を紹介します。品詞分解も大きな字と縦書きで読みやすく。 百人一首 57番 「めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな」 再会も束の間に。... 2024.03.06 古文
古文 皇嘉門院別当 百人一首の意味と解説「難波江の あしのかりねの 一夜ゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき」 小倉百人一首、88番札についての説明ページです。読み札(絵札)は「フリガナ付き」、取り札は「ひらがな書き」の共に縦書き。縦横比率も実物そっくりの札で百人一首を紹介します。品詞分解も大きな字と縦書きで読みやすく。 百人一首 88番 「難波江の あしのかりねの 一夜ゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき」 仮寝一夜に身を尽く... 2024.03.06 古文