不定詞の否定 | 不定詞 | マスター英文法 入門から上級まで

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不定詞の否定

不定詞を否定する場合は、to の前に not を置いて「not to + 動詞の原形」の形にします。

これは「~しないこと」「~しないために」「~しないように」などの意味を表します。

不定詞の否定についてイラストで解説

不定詞の否定についてイラストで解説

基本的な例文

I decided not to go there.
私はそこへ行かないことに決めました。

この文では to go が不定詞です。

その前に not を置いて not to go とすることで、「行かないこと」という否定の意味になります。

不定詞の否定の作り方

不定詞を否定する場合は、動詞を否定するのではなく、不定詞全体を否定します。

肯定 否定
to go not to go
to study not to study
to speak not to speak

「not + to不定詞」の語順になることを覚えましょう。

名詞的用法での否定

名詞的用法では、「~しないこと」という意味になります。

I decided not to buy the book.
私はその本を買わないことに決めました。
He promised not to be late.
彼は遅れないと約束しました。

決定や約束の内容を否定しています。

形容詞的用法での否定

形容詞的用法では、「~しないための」「~しないために必要な」といった意味になります。

I need a quiet place not to disturb others.
私は他人の迷惑にならないための静かな場所が必要です。

不定詞が前の名詞を説明しています。

副詞的用法での否定

副詞的用法では、「~しないために」「~しないように」という意味になります。

He spoke quietly not to wake the baby.
彼は赤ちゃんを起こさないように静かに話しました。
She left early not to miss the train.
彼女は電車に乗り遅れないように早く出発しました。

目的を否定する表現としてよく使われます。

意味上の主語がある場合

意味上の主語がある場合でも、not は to不定詞の前に置きます。

It is important for students not to be absent.
生徒が欠席しないことは重要です。

for students not to be absent 全体で「生徒が欠席しないこと」という意味になります。

命令文との違い

不定詞の否定と否定命令文は形が似ていますが、意味と役割が異なります。

表現 意味
Do not go. 行ってはいけません。
not to go 行かないこと

不定詞の否定は文の一部として使われ、命令文ではありません。

注意すべきこと

  • 不定詞を否定するときは not to + 動詞の原形 を使う。
  • to not の形も見られるが、学習段階では not to を基本とする。
  • not は動詞ではなく不定詞全体を否定する。
  • 名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法のすべてで使える。
  • 意味上の主語がある場合も not は to不定詞の前に置く。

似た表現をすることができる文法

動名詞の否定

動名詞は not + 動名詞 の形で否定します。

He enjoys not working on Sundays.
彼は日曜日に働かないことを楽しんでいます。

that節による表現

I decided that I would not go there.
私はそこへ行かないと決めました。

不定詞の代わりに that節を用いることもできます。

例文

I decided not to go there.
私はそこへ行かないことに決めました。
He promised not to be late.
彼は遅れないと約束しました。
She tried not to laugh.
彼女は笑わないように努めました。
He spoke quietly not to wake the baby.
彼は赤ちゃんを起こさないように静かに話しました。
It is important for students not to be absent.
生徒が欠席しないことは重要です。

まとめ

  • 不定詞の否定は not to + 動詞の原形 で表す。
  • 「~しないこと」「~しないために」「~しないように」という意味になる。
  • 名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法のすべてで使える。
  • 意味上の主語があっても not は to不定詞の前に置く。
  • 命令文の否定とは役割が異なる。
  • 動名詞の否定は not + 動名詞 になる。
  • 語順は必ず not to do を基本として覚える。