数量表現まとめ
数量表現とは、「多い」「少ない」「いくつかの」「すべての」など、名詞の数や量を表す表現です。
英語では、名詞が数えられるか、数えられないかによって使う数量表現が変わります。
数量表現まとめについてイラストで解説

基本的な例文で考える
次の文を見てみましょう。
- I have many books.
- 私はたくさんの本を持っています。
books は数えられる名詞の複数形なので、many を使います。
- I have much time.
- 私はたくさんの時間があります。
time は数えられない名詞として使われるため、much を使います。
数量表現とは何か
数量表現は、名詞の数や量を説明するための表現です。
-
- many:数が多い
- much:量が多い
- few:数が少ない
- little:量が少ない
- some:いくつかの、いくらかの
- all:すべての
特に大切なのは、後ろに来る名詞が可算名詞か不可算名詞かを見分けることです。
可算名詞に使う数量表現
数えられる名詞には、複数形を使って数量を表すことが多くあります。
- There are many students in the classroom.
- 教室にはたくさんの生徒がいます。
students は数えられる名詞の複数形なので、many を使います。
- There are a few apples on the table.
- テーブルの上にリンゴがいくつかあります。
a few は、数えられる名詞の複数形と一緒に使い、「少しある」という意味を表します。
不可算名詞に使う数量表現
数えられない名詞には、量を表す数量表現を使います。
- There is much water in the bottle.
- ボトルにはたくさんの水があります。
water は数えられない名詞なので、much を使います。
- There is a little milk in the glass.
- グラスに牛乳が少しあります。
a little は、数えられない名詞と一緒に使い、「少しある」という意味を表します。
manyとmuchの違い
many と much は、どちらも「多い」という意味を表します。
- many + 複数の可算名詞
- much + 不可算名詞
- She has many friends.
- 彼女には友達がたくさんいます。
- She has much experience.
- 彼女には多くの経験があります。
friends は数えられる名詞、experience はここでは数えられない名詞として使われています。
fewとlittleの違い
few と little は、どちらも「少ない」という意味を表します。
- few + 複数の可算名詞
- little + 不可算名詞
- Few people came to the event.
- そのイベントに来た人はほとんどいませんでした。
- There is little time left.
- 残り時間はほとんどありません。
few は数の少なさ、little は量の少なさを表します。
a few・few・a little・little
a が付くかどうかで、意味の印象が変わります。
- a few:少しある、いくつかある
- few:ほとんどない
- a little:少しある、少量ある
- little:ほとんどない
- I have a few questions.
- 私はいくつか質問があります。
- I have few questions.
- 私は質問がほとんどありません。
- We have a little time.
- 私たちには少し時間があります。
- We have little time.
- 私たちにはほとんど時間がありません。
someとany
some と any は、「いくつかの」「いくらかの」という意味を表すことがあります。
some は肯定文でよく使われ、any は疑問文や否定文でよく使われます。
- I have some books.
- 私は本を何冊か持っています。
- Do you have any questions?
- 何か質問はありますか。
- I do not have any money.
- 私はお金をまったく持っていません。
both・either・neither
2つのものについて表す数量表現もあります。
- both:2つとも、両方
- either:どちらか一方、どちらでも
- neither:どちらも〜ない
- Both answers are correct.
- 2つの答えはどちらも正しいです。
- Either answer is correct.
- どちらの答えでも正しいです。
- Neither answer is correct.
- どちらの答えも正しくありません。
each・every・all
全体や1つ1つを表す数量表現もあります。
- each:それぞれの、1つ1つを個別に見る
- every:すべての、1つ1つに当てはまる
- all:すべての、全体をまとめて見る
- Each student has a book.
- それぞれの生徒が本を1冊持っています。
- Every student has a book.
- すべての生徒が本を1冊持っています。
- All students have books.
- すべての生徒が本を持っています。
注意すべきこと
数量表現では、後ろに来る名詞の形に注意しましょう。
- many books:可算名詞の複数形
- much water:不可算名詞
- each student:単数名詞
- all students:複数名詞
日本語では同じ「多い」「少ない」「すべて」と訳せても、英語では名詞の種類によって使う表現が変わります。
例文
- There are many books on the shelf.
- 棚にはたくさんの本があります。
- There is a little water in the glass.
- グラスには水が少しあります。
- Both students passed the test.
- その2人の生徒はどちらもテストに合格しました。
- Each child received a gift.
- それぞれの子どもが贈り物を受け取りました。
- All members agreed with the plan.
- すべてのメンバーがその計画に賛成しました。
まとめ
- 数量表現は、名詞の数や量を表す表現である。
- many は複数の可算名詞、much は不可算名詞に使う。
- few は数の少なさ、little は量の少なさを表す。
- a few と a little は「少しある」という肯定的な意味になる。
- few と little は「ほとんどない」という否定的な意味になる。
- some は肯定文、any は疑問文・否定文でよく使われる。
- both、either、neither は2つの対象について使う。
- each、every、all は全体や個別の見方を表す。
- 数量表現では、可算名詞・不可算名詞、単数形・複数形の違いに注意する。