不定詞の形容詞的用法を簡単に解説!名詞を修飾する不定詞の使い方

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不定詞の形容詞的用法を簡単に解説!名詞を修飾する不定詞の使い方

不定詞の形容詞的用法とは?

不定詞の形容詞的用法とは、動詞の原形「to + 動詞」が名詞を修飾する形で使われるものです。名詞の後ろに置かれ、その名詞が持つ意味を補足します。

  • I have a book to read.(私には読むための本があります)

不定詞が名詞を修飾する場合

不定詞が形容詞として名詞を修飾すると、その名詞が何をするものなのかを説明します。

  • There is nothing to do.(何もすることがありません)

目的や用途を表す不定詞

不定詞を使って、名詞の目的や用途を説明することができます。

  • I need a pen to write with.(書くためのペンが必要です)

形容詞的用法の不定詞と関係代名詞の違い

不定詞の形容詞的用法は、関係代名詞「that」や「which」を使っても表現できますが、不定詞を使うことで、よりシンプルで分かりやすい文になります。

  • I have a lot of homework to do.(やるべき宿題がたくさんあります)
  • I have a lot of homework which I need to do.(やらなければならない宿題がたくさんあります)

不定詞の形容詞的用法の10の例文

  • I have a report to write.

    • 訳: 書くべきレポートがあります。
    • 解説: 不定詞「to write」が名詞「report」を修飾しています。
  • He needs a place to stay.

    • 訳: 彼は泊まる場所が必要です。
    • 解説: 不定詞「to stay」が名詞「place」を修飾しています。
  • There is nothing to worry about.

    • 訳: 心配することは何もありません。
    • 解説: 不定詞「to worry」が「nothing」を修飾しています。
  • She has a letter to send.

    • 訳: 彼女には送るべき手紙があります。
    • 解説: 不定詞「to send」が名詞「letter」を修飾しています。
  • We need something to drink.

    • 訳: 私たちは何か飲み物が必要です。
    • 解説: 不定詞「to drink」が「something」を修飾しています。
  • He has a project to complete.

    • 訳: 彼には完了させるべきプロジェクトがあります。
    • 解説: 不定詞「to complete」が「project」を修飾しています。
  • They need a solution to find the answer.

    • 訳: 彼らには答えを見つけるための解決策が必要です。
    • 解説: 不定詞「to find」が「solution」を修飾しています。
  • She has a lot to do today.

    • 訳: 彼女には今日やるべきことがたくさんあります。
    • 解説: 不定詞「to do」が「a lot」を修飾しています。
  • I found something to eat.

    • 訳: 食べるものを見つけました。
    • 解説: 不定詞「to eat」が「something」を修飾しています。
  • We have a meeting to attend.

    • 訳: 私たちには出席するべき会議があります。
    • 解説: 不定詞「to attend」が「meeting」を修飾しています。

まとめ

不定詞の形容詞的用法は、名詞の後ろに置かれ、その名詞を説明したり、意味を補完する役割を果たします。この用法を理解することで、英語の表現力がさらに広がります。例文を通じて、不定詞を使った名詞修飾のパターンを確認し、しっかりとマスターしましょう。

不定詞の形容詞的用法についての練習問題

1. She has a lot of homework ____ tonight.
  a. do
  b. does
  c. doing
  d. to do

解答解説をみる
(d)
解説: “to do” は形容詞的用法の不定詞で、「今夜やるべき宿題がたくさんある」という意味を表します。
a. “do” は原形で、不適切です。
b. “does” は三人称単数形で、不適切です。
c. “doing” は動名詞で、不適切です。
d. “to do” は不定詞の形容詞的用法で適切です。

訳: 彼女には今夜やるべき宿題がたくさんあります。
単語: homework (名詞) 宿題、 tonight (副詞) 今夜

2. I have a friend ____ three languages.
  a. to speak
  b. speaks
  c. speak
  d. speaking

解答解説をみる
(d)
解説: “speaking” は「3つの言語を話す」という進行中の動作を示す現在分詞で、「3つの言語を話す友人」という意味を表します。
a. “to speak” は不定詞ですが、この文脈には不適切です。
b. “speaks” は三人称単数形で、動詞としては不適切です。
c. “speak” は原形で、不適切です。
d. “speaking” は現在分詞で適切な選択です。

訳: 私には3つの言語を話す友人がいます。
単語: friend (名詞) 友人、 language (名詞) 言語

3. There are many places ____ in this city.
  a. to visit
  b. visiting
  c. visited
  d. visits

解答解説をみる
(a)
解説: “to visit” は形容詞的用法の不定詞で、「この都市で訪れるべき場所がたくさんある」という意味になります。
a. “to visit” は不定詞の形容詞的用法で適切です。
b. “visiting” は動名詞で、不適切です。
c. “visited” は過去分詞で、文脈に合いません。
d. “visits” は三人称単数形で、不適切です。

訳: この都市には訪れるべき場所がたくさんあります。
単語: place (名詞) 場所、 city (名詞) 都市

4. He has nothing ____ about the issue.
  a. saying
  b. says
  c. to say
  d. say

解答解説をみる
(c)
解説: “to say” は形容詞的用法の不定詞で、「その問題について言うべきことが何もない」という意味になります。
a. “saying” は動名詞で、不適切です。
b. “says” は三人称単数形で、不適切です。
c. “to say” は不定詞の形容詞的用法で適切です。
d. “say” は原形で、不適切です。

訳: 彼にはその問題について言うべきことが何もありません。
単語: nothing (名詞) 何もない、 issue (名詞) 問題

5. This is the book ____ by all the students.
  a. to read
  b. reading
  c. reads
  d. read

解答解説をみる
(d)
解説: “read” は過去分詞で、「すべての学生によって読まれている本」という意味を表します。
a. “to read” は不定詞で、この文脈には不適切です。
b. “reading” は動名詞で、不適切です。
c. “reads” は三人称単数形で、不適切です。
d. “read” は過去分詞で、適切な選択です。

訳: これはすべての学生が読んでいる本です。
単語: book (名詞) 本、 student (名詞) 学生

6. I need a chair ____ in my room.
  a. to put
  b. putting
  c. put
  d. puts

解答解説をみる
(a)
解説: “to put” は形容詞的用法の不定詞で、「部屋に置くための椅子が必要だ」という意味を表します。
a. “to put” は不定詞の形容詞的用法で適切です。
b. “putting” は動名詞で、不適切です。
c. “put” は過去分詞ですが、この文脈には合いません。
d. “puts” は三人称単数形で、不適切です。

訳: 部屋に置くための椅子が必要です。
単語: chair (名詞) 椅子、 room (名詞) 部屋