shouldとought toの違いと正しい使い分け方 英語の似た表現の違いとそのニュアンスのポイント

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shouldとought toの違いと正しい使い方

shouldとought toの違いをイラストで解説

shouldとought toの違いをイラストで解説

shouldとought toの違いについて

用途 should ought to
品詞 助動詞 助動詞的な表現(後ろにto不定詞)
個人的な意見やアドバイスをする

You should see that movie. It's great.

(あの映画見たほうがいいよ。最高だから)

△
(主観的なアドバイスには少し硬い)
道徳・法律・社会のルールに従うべき

We should respect the elderly.

(私たちは高齢者を敬うべきです)

We ought to respect the elderly.

(私たちは高齢者を敬うべきです)

疑問文や否定文で日常的に使う

What should I do?

(私はどうすればいいですか?)

×
(形が複雑なため、疑問・否定では敬遠される)
表現のトーン

日常的・主観的(自分の意見)

フォーマル・客観的(当然の義務)

"should"と"ought to"はどちらも日本語で「~すべきだ」「~したほうがいい」と訳され、ほとんどの場面で書き換えが可能ですが、その義務感の「根拠」や「文型」に違いがあります。

「should」は、話し手の個人的な意見や主観に基づいて「~したほうがいいよ」と親切にアドバイスをしたり、一般的な義務を伝えたりする日常的な単語です。

「ought to」は、個人の意見というよりも、社会的な道徳、法律、常識などの客観的な基準から見て「~するのが当然だ」というニュアンスを持つ、少し硬くてフォーマルな表現です。

自分の意見としてアドバイスや義務を伝える「should」

「should」は、日常会話で最もよく使われる助動詞の一つです。「~するのが良い選択だ」というマイルドなニュアンスから、疑問文での相談、否定文(should not)での禁止に近い忠告まで、非常に幅広く使われます。

  • You should get some rest if you are tired.
    (疲れているなら少し休んだほうがいいですよ)
    → 相手を思いやる、主観的な親切なアドバイスです。
  • Should I wear a suit to the party?
    (パーティーにはスーツを着ていくべきですか?)
    → 「どうするのが適切か」を相手に相談する日常の定番フレーズです。
  • You shouldn't believe everything you hear on the internet.
    (ネットで耳にするすべてのことを鵜呑みにすべきではありません)
    → 自分の意見として相手に忠告を与えています。

社会的な常識や道徳から見て当然の義務を示す「ought to」

「ought to」は、後ろに動詞の原形(to + 動詞の原形)を伴うのが特徴です。「誰が見てもそれが正しい、当然だ」という客観的な正論を述べる際に使われます。なお、否定形は「ought not to」、疑問形は「Ought I to ~?」となりますが、形が不自然で硬すぎるため、現代英語の疑問・否定ではほとんど「should」が代用されます。

  • Citizens ought to obey the law.
    (市民は法律に従うべきである)
    → 個人の意見ではなく、社会のルールとして当然の義務であることを示しています。
  • You ought to apologize for being so rude to her.
    (彼女にあれほど失礼な態度をとったのだから、当然謝るべきです)
    → 一般的な道徳やマナーに照らし合わせて、謝罪するのが筋であると指摘しています。
  • The train ought to arrive at any moment.
    (列車はまもなく到着するはずです)
    → 義務だけでなく「スケジュール(客観的な事実)から考えて当然そうなるはずだ」という推量も表せます。

似た表現との違い

「should」や「ought to」に似た表現として「had better」があります。「had better」は「~しなさい、さもないと大変なことになる」という、切迫した強い警告を含む表現です。日本語の「~したほうがいい」というマイルドな訳に騙されがちですが、実際には「should」よりも遥かに強圧的で、目上の人には絶対に使えない表現です。

  • You had better leave now, or you will miss the train.
    (もう出発しなさい、さもないと電車に乗り遅れますよ)
    → 「遅れるというペナルティ」が迫っていることを警告する強い表現です。
  • We had better not mention this to the boss.
    (このことはボスには言わないほうが身のためだ)
    → トラブルを避けるための切実な選択であることを示します。

イディオムとしての「should」と「ought to」

「should」や「ought to」を使った日常的によく使われる表現には次のものがあります。

  • should have + 過去分詞
    (~すべきだったのに[実際はしなかった])
    → 過去の行動に対する強い後悔や、相手への非難を表す超重要フレーズです。
    I should have studied harder for the English test.
    (英語のテストのためにもっと熱心に勉強しておくべきだったなぁ)
  • How should I know?
    (そんなこと知るわけないでしょう?)
    → 自分が知るはずのない不条理な質問をされた時に、不機嫌さや呆れた気持ちを込めて返すカジュアルな決まり文句です。
    "Where are my keys?" "How should I know?"
    (「私の鍵はどこ?」「そんなの私が知るわけないでしょ」)
  • You ought to be ashamed of yourself.
    (恥を知りなさい、情けないと思いなさい)
    → 道徳的に良くない行動をした人に対して、強い怒りや失望を込めて「恥じるのが当然だ」と非難する決まり文句です。
    You lied to your best friend? You ought to be ashamed of yourself.
    (大親友に嘘をついたの?自分を恥ずかしいと思いなさい)