否定の強調表現:not at all、never ever の使い方
この記事で学ぶこと
- 「not at all」は「全く〜ない」と軽めの強調否定
- 「never ever」は「絶対に~ない」と非常に強い否定
否定を強調する表現は、相手により強いニュアンスを伝えるために役立ちます。「not at all」や「never ever」は、特に強い否定を表現する際によく使われます。この記事では、それぞれの使い方とそのニュアンスの違いについて詳しく説明します。
「not at all」の使い方
「not at all」は、否定を強調するための表現で、「全く〜ない」という意味を持ちます。質問に対して「全然問題ない」「まったく違う」というニュアンスで使われます。フォーマルな場面や日常会話のどちらでも使われる便利な表現です。
例文
- It’s not at all difficult.(それは全然難しくない。)
- I don’t mind at all.(全く気にしません。)
- She wasn’t upset at all.(彼女は全然怒っていませんでした。)
「never ever」の使い方
「never ever」は、極めて強い否定を表す表現です。「絶対に〜ない」「これまで一度も〜ない」という強い意味合いを持ちます。特に、強調したい場合や過去の経験を強く否定する場合に使われます。
例文
- I will never ever forget this moment.(私はこの瞬間を絶対に忘れません。)
- She has never ever been late for work.(彼女は一度も仕事に遅れたことがない。)
- He will never ever lie to you.(彼は絶対にあなたに嘘をつかないでしょう。)
「not at all」と「never ever」の使い分け
「not at all」は日常的な強調否定の表現で、比較的軽いニュアンスを持ちますが、「never ever」は非常に強い否定を表現する際に使用されます。状況に応じてこれらを使い分けることが重要です。
表現 | 意味 | 例文 |
---|---|---|
not at all | 全く〜ない |
It’s not at all difficult. (それは全然難しくない。) |
never ever | 絶対に〜ない |
I will never ever forget this moment. (私はこの瞬間を絶対に忘れません。) |
例文集
ここでは、否定の強調表現「not at all」と「never ever」を使った例文を5つ紹介します。各例文には解説と訳文をつけています。
- I’m not at all tired.
解説: 「not at all」は「全く疲れていない」という意味を強調しています。
訳文: 私は全く疲れていません。
- He has never ever lied to me.
解説: 「never ever」は強い否定を表し、彼がこれまで一度も嘘をついたことがないことを強調しています。
訳文: 彼は私に嘘をついたことが一度もありません。
- I don’t like it at all.
解説: 「not at all」は「全く好きではない」という強い否定を示しています。
訳文: それは全く好きではありません。
- She never ever gives up.
解説: 「never ever」は「絶対にあきらめない」という強い意志を表現しています。
訳文: 彼女は決してあきらめません。
- The movie wasn’t interesting at all.
解説: 「not at all」は「全く面白くなかった」という強い否定の意味です。
訳文: その映画は全然面白くありませんでした。