FP 損害保険 厳選過去問とまとめ ファイナンシャルプランナー2級と3級

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FP2級、FP3級対策のまとめ、損害保険です。ここに書かれている事項を理解・暗記し、厳選過去問予想問題を繰り返し解くだけで十分です。特にマーカーが引いてある一部保険超過保険は必ず暗記してください。保険とは、事故に備えて保険料を支払い、事故が発生したら保険金を受け取り保険価額についての損失を補填することです。

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損害保険

保険価額

建物の時価等(保険の対象となる物の価値のこと)

保険金額

支払われる保険金の限度額のこと

一部保険

保険価額が保険金額より大きい保険(保険金額が足りない保険ということ)
⇔保険価額が保険金額より小さい保険は超過保険(保険金が損害額より大きくなる)
一部保険とは、保険価額の一部についての保険であるということ。逆にあたる、いわゆる「保険でもうかっちゃった。」は超過保険に該当します。

厳選過去問&予想問題

以下は関連する正誤問題です。問題文をタップ(クリック)すると解答解説が表示されます。

損害保険において、保険会社が損害に対して支払う保険金の限度額を、保険価額という。
(誤)保険価額とは保険対象の評価額のことをいう。対して保険金額とは保険金の限度額のこと。保険価額が保険金額より大きい保険を一部保険という。[保険価額]
損害保険の保険料は、生命保険と同じように純保険料と付加保険料で構成されており、純保険料は、保険会社が支払う保険金の原資となる。
(正)設問の通り正しい。付加保険料とは事業を維持するための必要経費としての保険料。[純保険料]
損害保険において、保険金額が保険価額を下回っている場合に、保険金額の保険価額に対する割合に応じて保険金が削減されて支払われることを比例てん補という。
(正)設問の通り正しい。評価額1,000万の建物について保険金額500万円として保険契約した場合(一部保険)、火災が発生して損害額が100万円では、50万円が支払われること。損害額100万円の全額が支払われるわけではない。[比例てん補]
損害保険において、保険金額が保険価額を下回っている「超過保険」の場合に、保険金額の保険価額に対する割合に応じて保険金が削減されて支払われることを「実損てん補」という。
(誤)保険価額が保険金額より大きい保険を一部保険という。対して小さい保険を超過保険という。一部保険については、評価額1,000万の建物について保険金額500万円として保険契約した場合、火災が発生して損害額が100万円では50万円が支払われる。損害額100万円の全額が支払われるわけではない点に注意を要する。[超過保険]

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