テーブルの作成 | SQLiteの基本操作 | Python本格超入門

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SQLiteでテーブルを作成する方法

SQLiteはPythonで手軽に使用できるデータベース管理システムです。この記事では、SQLiteのテーブル作成について、丁寧に解説していきます。テーブルはデータを保存するための基本単位であり、まずはデータベースにテーブルを作成することから始めます。

テーブルを作成する手順

SQLiteを使用してテーブルを作成するには、以下の手順に従います。

  1. SQLiteデータベースに接続する
  2. テーブルを作成するSQL文を実行する
  3. コミットして変更を保存する
  4. 接続を閉じる

Pythonでのコード例

以下はPythonを使ってSQLiteにテーブルを作成する具体的なコード例です。

# SQLiteモジュールをインポート
import sqlite3

# データベースに接続(ファイルが存在しない場合は作成されます)
conn = sqlite3.connect('example.db')

# カーソルを作成し、SQL文を実行するために使用
cursor = conn.cursor()

# SQL文でテーブルを作成
# usersという名前のテーブルにid、name、ageのカラムを作成
cursor.execute('''
CREATE TABLE IF NOT EXISTS users (
    id INTEGER PRIMARY KEY,
    name TEXT NOT NULL,
    age INTEGER NOT NULL
)
''')

# 変更を保存する
conn.commit()

# 接続を閉じる
conn.close()

# コメント:このスクリプトは、usersという名前のテーブルを作成します。
# PRIMARY KEYのid列、TEXT型のname列、INTEGER型のage列を持ちます。

コードの詳細な解説

  • sqlite3.connect(): この関数を使ってSQLiteデータベースに接続します。データベースファイルが存在しない場合、新しいファイルが作成されます。
  • cursor.execute(): このメソッドを使ってSQL文を実行します。ここではテーブルを作成するSQL文を渡します。
  • CREATE TABLE IF NOT EXISTS: SQL文の一部で、指定された名前のテーブルが存在しない場合に新しく作成します。すでに存在する場合は新たに作成されません。
  • conn.commit(): データベースに対する変更を確定するために使用します。これが実行されるまでは、変更はデータベースに保存されません。
  • conn.close(): データベース接続を閉じます。忘れずに接続を閉じることが重要です。

まとめ

この記事では、Pythonを使ってSQLiteデータベースにテーブルを作成する方法について説明しました。SQLiteはファイルベースのデータベースであり、テーブルを作成することでデータの保存や管理が可能になります。Pythonのsqlite3モジュールを使用すれば、簡単にデータベースにアクセスし、SQL文でテーブルやデータを操作できます。実際のデータベース操作では、テーブル構造をしっかりと設計することが重要です。これにより、データ管理がより効率的に行えます。