剰余演算子とは?

剰余演算子(%)は、2つの数値を割り算したときの余りを求める演算子です。
偶数・奇数の判定や、一定回数ごとに処理を実行したい場合などによく使用されます。
let remainder = 10 % 3;
console.log(remainder); // 1
10 ÷ 3は商が3、余りが1なので、結果は1になります。
剰余演算子の基本的な使い方
剰余演算子は次のように記述します。
let result = 15 % 4;
console.log(result); // 3
15 ÷ 4の余りは3なので、resultには3が代入されます。
剰余演算子の主な用途
- 偶数・奇数の判定
- 一定回数ごとの処理
- 配列のインデックスを循環させる処理
- 曜日やページ番号などの周期的な計算
偶数・奇数を判定する
2で割った余りを調べることで、偶数か奇数かを判定できます。
let number = 7;
if (number % 2 === 0) {
console.log(number + " は偶数です");
} else {
console.log(number + " は奇数です");
}
余りが0なら偶数、1または-1なら奇数です。
一定回数ごとに処理を実行する
ループと組み合わせることで、「3回ごと」や「10回ごと」といった処理を簡単に記述できます。
for (let i = 1; i <= 10; i++) {
if (i % 3 === 0) {
console.log(i + " は3の倍数です");
}
}
この例では、3、6、9だけが表示されます。
剰余演算子の計算例
| 式 | 結果 | 説明 |
|---|---|---|
10 % 3 |
1 |
10を3で割ると余りは1 |
15 % 5 |
0 |
15を5で割り切れる |
19 % 4 |
3 |
19を4で割ると余りは3 |
8 % 2 |
0 |
偶数なので余りは0 |
9 % 2 |
1 |
奇数なので余りは1 |
負の数の場合の動作
JavaScriptでは、余りの符号は左側の値(被除数)に従います。
console.log(10 % 3); // 1
console.log(-10 % 3); // -1
console.log(10 % -3); // 1
数学でいう「剰余」と完全に同じ動作ではないため、負の数を扱う場合は注意が必要です。
プログラムの解説
// 剰余演算子の基本例
let remainder1 = 10 % 3;
console.log(remainder1); // 1
let remainder2 = 15 % 5;
console.log(remainder2); // 0
let remainder3 = 19 % 4;
console.log(remainder3); // 3
// 偶数・奇数の判定
let number = 8;
if (number % 2 === 0) {
console.log(number + " は偶数です");
} else {
console.log(number + " は奇数です");
}
このプログラムでは、剰余演算子を使って余りを求める方法と、偶数・奇数を判定する方法を示しています。%は条件分岐や繰り返し処理で非常によく利用される演算子です。
まとめ
- 剰余演算子(
%)は割り算の余りを求める演算子である。 - 偶数・奇数の判定によく利用される。
- 一定回数ごとの処理や周期的な計算にも便利である。
- 余りが
0なら割り切れていることを意味する。 - 負の数では左側の値の符号を引き継ぐことに注意する。