基本的な算術演算子

JavaScriptでは、数値の計算を行うために算術演算子を使用します。算術演算子を使うことで、足し算・引き算・掛け算・割り算などの基本的な計算を簡単に記述できます。
これらの演算子は、プログラムの中で数値を計算したり、変数の値を更新したりする際に非常によく使用されます。
足し算(加算)
足し算には+演算子を使用します。
let result = 5 + 3;
console.log(result); // 8
この例では、5と3を加算し、その結果の8が出力されます。
なお、+演算子は数値同士では加算を行いますが、文字列が含まれる場合は文字列の連結になります。
console.log(5 + 3); // 8
console.log("5" + "3"); // "53"
console.log("5" + 3); // "53"
初心者が最も間違えやすいポイントの一つなので覚えておきましょう。
引き算(減算)
引き算には-演算子を使用します。
let result = 10 - 4;
console.log(result); // 6
この例では、10から4を引き、6が出力されます。
掛け算(乗算)
掛け算には*演算子を使用します。
let result = 6 * 7;
console.log(result); // 42
この例では、6と7を掛け合わせ、42が出力されます。
割り算(除算)
割り算には/演算子を使用します。
let result = 20 / 4;
console.log(result); // 5
この例では、20を4で割り、5が出力されます。
JavaScriptでは、小数の計算もそのまま行えます。
console.log(7 / 2); // 3.5
算術演算子の一覧
基本的な算術演算子を以下の表にまとめます。
| 演算子 | 説明 | 例 | 結果 |
|---|---|---|---|
+ |
数値を加算する | 5 + 3 |
8 |
- |
数値を減算する | 10 - 4 |
6 |
* |
数値を乗算する | 6 * 7 |
42 |
/ |
数値を除算する | 20 / 4 |
5 |
演算子の優先順位
複数の演算子を同時に使用した場合は、数学と同様に掛け算・割り算が足し算・引き算よりも先に計算されます。
console.log(2 + 3 * 4); // 14
console.log((2 + 3) * 4); // 20
計算する順番を変更したい場合は、()(丸括弧)を使用します。
プログラム全体の例
// 足し算
let addition = 5 + 3;
console.log(addition);
// 引き算
let subtraction = 10 - 4;
console.log(subtraction);
// 掛け算
let multiplication = 6 * 7;
console.log(multiplication);
// 割り算
let division = 20 / 4;
console.log(division);
このコードでは、それぞれの算術演算を行い、その結果をconsole.log()で表示しています。
additionには足し算の結果が代入されます。subtractionには引き算の結果が代入されます。multiplicationには掛け算の結果が代入されます。divisionには割り算の結果が代入されます。- 最後に、それぞれの結果がコンソールへ表示されます。
初心者が注意したいポイント
+演算子は文字列では連結になる。- 整数同士でも割り算の結果は小数になる場合がある。
- 掛け算・割り算が先に計算されるため、必要に応じて
()を使う。 - 計算結果は変数へ代入して再利用できる。
まとめ
- JavaScriptでは
+、-、*、/を使って基本的な四則演算を行う。 +演算子は文字列同士や文字列と数値では文字列連結になる。- 掛け算・割り算は足し算・引き算よりも優先して計算される。
- 丸括弧
()を使うことで計算順序を変更できる。 - 算術演算子はJavaScriptのあらゆるプログラムで使用する基本的な演算子である。