データ型とは?

JavaScriptでは、値の種類を表すデータ型(Data Type)が用意されています。データ型によって扱える内容や実行できる処理が異なります。
JavaScriptには複数のデータ型がありますが、ここでは最も基本となる文字列型(String)、数値型(Number)、ブール型(Boolean)について解説します。
文字列型(String)
文字列型は、文字や文章などのテキストを扱うためのデータ型です。文字列はシングルクォート(')またはダブルクォート(")で囲んで記述します。
let greeting = "Hello, World!";
let name = 'John';
console.log(greeting); // Hello, World!
console.log(name); // John
文字列型は、名前や住所、メッセージなど、文字を扱うあらゆる場面で使用されます。
数値型(Number)
数値型は、整数や小数を扱うデータ型です。JavaScriptでは、整数と小数を区別せず、どちらもNumber型として扱われます。
let age = 25;
let price = 99.99;
console.log(age); // 25
console.log(price); // 99.99
数値型は、計算や比較、カウントなどの数値処理で使用されます。
ブール型(Boolean)
ブール型は、true(真)またはfalse(偽)のどちらか一方の値だけを持つデータ型です。条件分岐や繰り返し処理など、判定を行う場面で使用されます。
let isActive = true;
let isMember = false;
console.log(isActive); // true
console.log(isMember); // false
例えば、「ログインしているか」「条件を満たしているか」などを表す際によく利用されます。
typeofでデータ型を調べる
JavaScriptでは、typeof演算子を使うことで、値のデータ型を調べることができます。
console.log(typeof "Hello"); // string
console.log(typeof 100); // number
console.log(typeof true); // boolean
プログラムを作成していると、変数にどのデータ型が入っているか確認したい場面があるため、typeofはよく利用されます。
データ型の比較
| データ型 | 説明 | 使用例 |
|---|---|---|
| 文字列型(String) | 文字や文章を扱う。 | "Hello"、'JavaScript' |
| 数値型(Number) | 整数や小数を扱う。 | 25、99.99 |
| ブール型(Boolean) | 真または偽を表す。 | true、false |
JavaScriptの主なデータ型
JavaScriptには、今回紹介したもの以外にもデータ型があります。
| データ型 | 概要 |
|---|---|
| String | 文字列を扱う。 |
| Number | 数値を扱う。 |
| Boolean | 真偽値を扱う。 |
| Object | 複数の値をまとめて管理する。 |
| Array | 複数の値を順番に管理する。 |
| Null | 値が存在しないことを表す。 |
| Undefined | 値が設定されていない状態を表す。 |
| Symbol | 一意の値を表す。 |
| BigInt | 非常に大きな整数を扱う。 |
初心者のうちは、まずString、Number、Booleanを理解すれば十分です。他のデータ型は学習を進めながら覚えていきましょう。
まとめ
- データ型は、値の種類を表すものである。
- 文字列型(String)は文字や文章を扱う。
- 数値型(Number)は整数と小数を扱う。
- ブール型(Boolean)は
trueとfalseを表す。 typeofを使うとデータ型を確認できる。- JavaScriptにはObjectやArrayなど、他にも多くのデータ型が存在する。