このプログラムでは、JavaScriptの正規表現を使用して、文字列からHTMLタグを削除します。
HTMLタグ削除プログラム
以下のコードでは、HTMLタグを含む文字列"<p>これは<strong>テスト</strong>のHTMLです。</p>"
からHTMLタグを削除しています。
HTMLとJavaScriptコード
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>HTMLタグを削除する方法</title>
<script>
window.onload = function() {
// HTMLタグを削除する関数
function removeHTMLTags(str) {
const pattern = /<\/?[^>]+(>|$)/g; // HTMLタグを表す正規表現
return str.replace(pattern, ''); // 正規表現を使ってHTMLタグを削除
}
// テスト用の文字列(HTMLを含む)
const htmlString = "<p>これは<strong>テスト</strong>のHTMLです。</p>";
// HTMLタグを削除
const result = removeHTMLTags(htmlString);
// 結果をHTMLに表示
document.getElementById('result').textContent = `元の文字列: 「${htmlString}」 -> HTMLタグ削除後: 「${result}」`;
}
</script>
</head>
<body>
<h1>HTMLタグを削除する方法</h1>
<div id="result"></div>
</body>
</html>
プログラムの解説
このプログラムでは、正規表現を使用して文字列からHTMLタグを削除しています。/<\/?[^>]+(>|$)/g
という正規表現は、HTMLタグを検出するために使われます。
<\/?
はタグの開始または終了部分、[^>]+
はタグの中身、(>|$)
はタグの終わりまたは文字列の終わりを示します。
以下はreplace()
メソッドおよび正規表現に関する注意点です。
replace()
メソッドは、指定したパターンに一致する部分を置換します。今回は空文字で置換しています。- この正規表現はシンプルなタグ除去には効果的ですが、複雑なHTML構造や自己閉じタグには対応しきれない場合があります。
- HTMLの構造が崩れている場合、意図した結果が得られない可能性があるため、注意が必要です。
RegExpオブジェクト メソッドの機能一覧

RegExpオブジェクト メソッドの機能一覧 | JavaScript リファレンス
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