このプログラムでは、数値を小数点以下の桁数を指定して固定小数点形式に変換する方法を紹介します。toFixed()
メソッドを使って、小数点以下の桁数を調整します。
数値を固定小数点形式に変換するプログラム
以下のコードでは、数値123.456789
を小数点以下2桁に変換し、その結果を表示しています。
HTMLとJavaScriptコード
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>数値を固定小数点形式に変換する方法</title>
<style>
body {
font-family: Arial, sans-serif;
line-height: 1.6;
padding: 20px;
}
pre {
background: #f4f4f4;
border-left: 3px solid #ccc;
padding: 10px;
margin: 20px 0;
}
</style>
<script>
window.onload = function() {
// 数値を固定小数点形式に変換する関数
function convertToFixed(num, decimalPlaces) {
return num.toFixed(decimalPlaces); // 固定小数点形式に変換
}
// テスト用の数値
const number = 123.456789;
// 小数点以下2桁に変換した結果
const fixedNumber = convertToFixed(number, 2);
// 結果をHTMLに表示
document.getElementById('fixedNumber').textContent = `${number} を小数点以下2桁に変換した結果: ${fixedNumber}`;
}
</script>
</head>
<body>
<h1>数値を固定小数点形式に変換する方法</h1>
<div id="fixedNumber"></div>
</body>
</html>
プログラムの解説
このプログラムでは、toFixed()
メソッドを使用して数値を指定した小数点以下の桁数に変換しています。toFixed()
は、数値を文字列として返すため、表示やデータの保存に利用することができます。
以下はtoFixed()
メソッドの注意点です。
- 数値が固定小数点形式に変換され、結果は文字列として返されます。
- 引数には表示したい小数点以下の桁数を指定できます。指定できる桁数は0から20の範囲です。
- 引数に指定した桁数よりも元の数値に小数点以下の桁数が少ない場合、ゼロが補われます。例:
(5.2).toFixed(3)
は"5.200"
を返します。 - 大きな数や少数点以下の桁数が非常に多い数に対して使用する場合、精度に注意が必要です。
- 結果は文字列型で返されるため、数値として再利用する場合は
parseFloat()
やNumber()
を使って変換する必要があります。