このプログラムでは、Math.min()
とMath.max()
メソッドを使って、数値を指定した範囲(例:0〜100)の中に収める方法を紹介します。
特定範囲内に数値を収めるプログラム
以下のコードでは、数値120
を範囲0〜100
の中に収め、その結果を表示しています。
HTMLとJavaScriptコード
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>特定範囲内に数値を収める方法</title>
<script>
window.onload = function() {
// 数値を特定範囲内に収める関数
function clamp(value, min, max) {
return Math.min(Math.max(value, min), max); // 値をminとmaxの範囲に収める
}
// テスト用の数値
const number = 120;
// 数値を0〜100の範囲内に収める
const clampedValue = clamp(number, 0, 100);
// 結果をHTMLに表示
document.getElementById('clampedValue').textContent = `${number} を 0〜100 の範囲内に収めた結果: ${clampedValue}`;
}
</script>
</head>
<body>
<h1>特定範囲内に数値を収める方法</h1>
<div id="clampedValue"></div>
</body>
</html>
プログラムの解説
このプログラムでは、Math.min()
メソッドとMath.max()
メソッドを使って、数値を指定した範囲内に収めています。まず、Math.max()
を使って数値が最小値以上であることを保証し、その結果をMath.min()
で最大値以下に制限しています。
以下は使用したメソッドの注意点です。
Math.max()
は、引数に渡された値のうち最も大きな値を返します。複数の値を比較する際に便利です。Math.min()
は、引数に渡された値のうち最も小さな値を返します。- 範囲外の数値が与えられた場合、その数値は自動的に範囲内に収められます。例えば、数値
120
が範囲0〜100
に収められると、結果は100
となります。
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