このプログラムでは、過去のタイムスタンプと現在の時間を比較し、経過時間を「x分前」の形式で表示します。Date
オブジェクトのgetTime()
メソッドを使用して、ミリ秒単位での時間差を計算しています。
目次
使用するメソッド: getTime(), Math.floor()
getTime()
メソッドは、1970年1月1日からの経過時間をミリ秒単位で返します。これにより、2つの日付のミリ秒差を計算し、Math.floor()
メソッドを使用して分に変換します。
タイムスタンプから経過時間を計算するプログラム
以下のコードでは、現在から10分前のタイムスタンプから経過時間を計算し、「x分前」の形式で表示しています。
HTMLとJavaScriptコード
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>タイムスタンプから経過時間を計算する方法(例:x分前)</title>
<style>
body {
font-family: Arial, sans-serif;
line-height: 1.6;
padding: 20px;
}
pre {
background: #f4f4f4;
border-left: 3px solid #ccc;
padding: 10px;
margin: 20px 0;
}
</style>
<script>
window.onload = function() {
// 現在の時間と過去のタイムスタンプを定義(例:10分前のタイムスタンプ)
const now = new Date();
const pastTimestamp = new Date(now.getTime() - 10 * 60 * 1000); // 10分前
// タイムスタンプから経過時間を計算する関数
function getElapsedTime(pastTime, currentTime) {
const diffMs = currentTime - pastTime; // ミリ秒の差
const diffMinutes = Math.floor(diffMs / (1000 * 60)); // 分に変換
return `${diffMinutes}分前`;
}
// 経過時間を計算してHTMLに表示
const elapsedTime = getElapsedTime(pastTimestamp, now);
document.getElementById('elapsedTime').textContent = `経過時間: ${elapsedTime}`;
}
</script>
</head>
<body>
<h1>タイムスタンプから経過時間を計算する方法(例:x分前)</h1>
<div id="elapsedTime"></div>
</body>
</html>
プログラムの解説
このプログラムでは、Date
オブジェクトのgetTime()
メソッドを使って、過去のタイムスタンプと現在の時間のミリ秒差を計算し、その差を分に変換して「x分前」の形式で表示しています。
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