このプログラムでは、JavaScriptのtoLocaleString()
メソッドを使用して、特定のタイムゾーンに基づいた現在の時刻を取得します。timeZone
オプションを使うことで、さまざまなタイムゾーンに対応した時間表示が可能です。
目次
使用するメソッド: toLocaleString()
toLocaleString()
メソッドは、指定されたロケールとオプションに基づいて日付と時刻を文字列として返します。timeZone
オプションを指定することで、世界中の異なるタイムゾーンの時刻を取得することができます。
タイムゾーンを指定して時刻を取得するプログラム
以下のコードでは、タイムゾーン「America/New_York」に基づいた現在の時刻を表示しています。
HTMLとJavaScriptコード
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>タイムゾーンを指定して特定の時刻を取得する方法</title>
<style>
body {
font-family: Arial, sans-serif;
line-height: 1.6;
padding: 20px;
}
pre {
background: #f4f4f4;
border-left: 3px solid #ccc;
padding: 10px;
margin: 20px 0;
}
</style>
<script>
window.onload = function() {
// タイムゾーンを指定して現在時刻を取得する
const currentDate = new Date();
// タイムゾーンを指定して日時を取得
const options = { timeZone: 'America/New_York', hour12: false, year: 'numeric', month: '2-digit', day: '2-digit', hour: '2-digit', minute: '2-digit', second: '2-digit' };
const newYorkTime = currentDate.toLocaleString('ja-JP', options);
// 結果をHTMLに表示
document.getElementById('newYorkTime').textContent = `ニューヨークの現在時刻: ${newYorkTime}`;
}
</script>
</head>
<body>
<h1>タイムゾーンを指定して特定の時刻を取得する方法</h1>
<div id="newYorkTime"></div>
</body>
</html>
プログラムの解説
このプログラムでは、toLocaleString()
メソッドを使用して、指定されたタイムゾーンの時刻を取得しています。タイムゾーンはtimeZone
オプションで指定し、日時フォーマットはyear
、month
、day
、hour
、minute
、second
を設定しています。
世界のタイムゾーン
タイムゾーン名 | 地域 |
---|---|
America/New_York |
米国東部標準時(EST) |
Europe/London |
イギリス(GMTまたはBST) |
Asia/Tokyo |
日本標準時(JST) |
Australia/Sydney |
オーストラリア東部標準時(AEST) |
Asia/Dubai |
アラビア標準時(GST) |
America/Los_Angeles |
米国太平洋標準時(PST) |
Europe/Berlin |
中央ヨーロッパ標準時(CET) |
Asia/Kolkata |
インド標準時(IST) |
Africa/Cairo |
東ヨーロッパ標準時(EET) |
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