このプログラムでは、JavaScriptのgetTimezoneOffset()
メソッドを使用して、現在のタイムゾーンのオフセットを取得する方法を紹介します。
使用するオブジェクト: Dateオブジェクト
JavaScriptのDate
オブジェクトを使用することで、現在のタイムゾーンのオフセットを簡単に取得できます。getTimezoneOffset()
は、UTCとの時間差を分単位で返します。
現在のタイムゾーンを取得して表示するプログラム
以下のコードでは、現在のタイムゾーンのオフセットを取得し、それを「UTC+9時間30分」のような形式で表示します。
HTMLとJavaScriptコード
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>現在のタイムゾーンを取得する方法</title>
<style>
body {
font-family: Arial, sans-serif;
line-height: 1.6;
padding: 20px;
}
pre {
background: #f4f4f4;
border-left: 3px solid #ccc;
padding: 10px;
margin: 20px 0;
}
</style>
<script>
window.onload = function() {
// 現在のタイムゾーンのオフセットを取得 (分単位)
const timezoneOffset = new Date().getTimezoneOffset();
// オフセットを時間と分に変換
const hoursOffset = Math.floor(Math.abs(timezoneOffset) / 60);
const minutesOffset = Math.abs(timezoneOffset) % 60;
// オフセットがマイナスの場合はプラス表記にする
const sign = timezoneOffset > 0 ? "-" : "+";
// タイムゾーン情報をHTMLに表示
document.getElementById('timezoneInfo').textContent = `現在のタイムゾーン: UTC${sign}${hoursOffset}時間${minutesOffset}分`;
}
</script>
</head>
<body>
<h1>現在のタイムゾーンを取得する方法</h1>
<div id="timezoneInfo"></div>
</body>
</html>
プログラムの解説
getTimezoneOffset()
メソッドは、UTC(協定世界時)との時間差を分単位で返します。結果がマイナスの場合は、タイムゾーンがUTCより遅れていることを示し、プラスの場合は進んでいることを示します。このオフセットを使って、時間と分のオフセットを計算し、表示しています。
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Dateオブジェクト メソッドの機能一覧 | JavaScript リファレンス
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