textareaタグの使い方や属性についてわかりやすく解説

スポンサーリンク
スポンサーリンク

textareaの概要

複数行のテキスト入力 HTMLタグ

<textarea>テキスト</textarea>

概要 textareaタグは、複数行のテキストを入力できるフォーム要素を作成するためのHTMLタグです。主にコメント欄やメモ入力欄などに使用されます。

  • 複数行のテキストを入力・編集するために使用される。
  • 初期値を設定する場合は、textareaタグ内に直接テキストを記述する。
  • CSSで幅・高さをカスタマイズできる。

textareaタグで使用できる主な属性一覧

属性 説明 使用例
rows 表示する行数を指定 <textarea rows="5"></textarea>
cols 表示する列数(文字数の目安)を指定 <textarea cols="40"></textarea>
placeholder 入力欄に表示するガイドテキスト <textarea placeholder="ここに入力してください"></textarea>
maxlength 入力可能な最大文字数を制限 <textarea maxlength="200"></textarea>
required 必須入力項目にする <textarea required></textarea>
readonly 編集不可にする(コピーは可能) <textarea readonly>変更できません</textarea>
disabled 無効化して入力不可にする <textarea disabled>無効</textarea>
wrap テキストの折り返し方法を指定(softまたはhard <textarea wrap="soft"></textarea>
autofocus ページ読み込み時にフォーカスを当てる <textarea autofocus></textarea>

textareaタグの基本的な使い方

以下の例では、基本的なtextareaフィールドを作成しています。

<label for="message">メッセージ:</label>
<textarea id="message" name="message" rows="4" cols="50"></textarea>

実行例:

注意事項

  • デフォルトではスクロールバーが表示されるが、CSSで調整可能。
  • テキストの自動改行(折り返し)を制御するにはwrap属性を使用する。
  • 入力制限を設ける場合は、maxlengthを設定する。
  • フォーム送信時、disabled属性が設定されている場合、データは送信されない。

よくある質問

Q: textareaタグとinputタグの違いは?
A: textareaは複数行の入力が可能ですが、inputtype="text")は1行のみです。
Q: textareaのサイズを変更できないようにするには?
A: CSSのresize: none;を適用すると、ユーザーがサイズを変更できなくなります。
Q: textareaのデフォルト値を設定するには?
A: <textarea>デフォルトテキスト</textarea>のように、タグの中に直接記述します。
Q: wrap=”soft” と wrap=”hard” の違いは?
A: softは改行を保持せず、hardは改行を保持したまま送信します。
Q: textareaの最大入力文字数を制限できますか?
A: maxlength属性を設定すると、指定した文字数を超えないように制限できます。

まとめ

  • textareaタグは、複数行のテキスト入力を可能にするフォーム要素。
  • CSSでサイズやスタイルをカスタマイズできる。
  • JavaScriptと組み合わせることで、入力内容の動的操作が可能。
  • 入力制限を設定するには、maxlength属性を使用する。