キーボードの配列が勝手に変更される問題の解決方法
Windows 11では、キーボードの配列が意図せず勝手に変更されることがあります。これは、入力言語の切り替えや設定の誤りが原因で起こることが多いです。この記事では、「キーボードの配列が勝手に変更される」問題の解決方法を解説します。
まず最初に確認すべきことは、以下の基本的な事項です:
- 設定で意図しないキーボードレイアウトが選択されていないか確認します。
- 誤ってショートカットキー(Alt + ShiftやWindowsキー + Space)で入力言語が切り替わっていないか確認します。
トラブルシューティング
以下に、キーボードの配列が勝手に変更される問題を解決するための手順を説明しますが、その前に、可能であれば一度、作成中の文書などを保存したうえでパソコンの再起動を行ってみてください。
キーボードレイアウトの設定を確認する
キーボードの配列が勝手に変更される場合、誤って異なるレイアウトが選択されている可能性があります。正しいレイアウトが選ばれているか確認しましょう。
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- 「設定」を開きます。開き方は、スタートメニューをクリックして「設定」と入力し、「設定アプリ」を選択します。
- 「時刻と言語」をクリックし、「言語と地域」を選択します。
- 「優先する言語」のリストから、日本語を選択し、「言語のオプション」をクリックします。(優先する言語の下の日本語の右の…です)
- 「キーボード」セクションで、「Microsoft IME」(又は、Google日本語入力など)が選択されていることを確認します。
不要なキーボードレイアウトを削除する
複数のキーボードレイアウトが設定されている場合、意図せず切り替わってしまうことがあります。不要なレイアウトを削除しておきましょう。
- 「設定」を開きます(手順は前述の通りです)。
- 「時刻と言語」をクリックし、「言語と地域」を選択します。
- 「優先する言語」から日本語を選択し、「オプション」をクリックします。
- 不要なキーボードレイアウトが表示されている場合は、「削除」をクリックして削除します。
キーボードショートカットの確認
Windowsでは、Alt + ShiftやWindowsキー + Spaceキーなどのショートカットを使って、入力言語やキーボードレイアウトを切り替えることができます。誤ってこれらのショートカットが押されていないか確認しましょう。
- 「設定」を開きます。
- 「時刻と言語」をクリックし、「入力」を選択します。
- 「入力設定」の中の「入力方式を切り替えるショートカット」を確認し、必要に応じて無効にすることも検討します。
Windows Updateを確認する
キーボードの配列が勝手に変わる問題は、Windowsの不具合によるものの場合があります。最新のWindows Updateを適用することで、問題が解決する可能性があります。
- 「設定」を開き、「Windows Update」を選択します。
- 「更新プログラムの確認」をクリックし、利用可能な更新プログラムがあればインストールします。
- インストールが完了したら、システムを再起動して問題が解決しているか確認します。
キーボードドライバーの確認と更新
キーボードドライバーに問題がある場合、配列が意図せず変更されることがあります。最新のドライバーをインストールしてみましょう。
- 「デバイスマネージャー」を開きます。開き方は、スタートメニューを右クリックして「デバイスマネージャー」を選択します。
- 「キーボード」を展開し、使用しているキーボードを右クリックします。
- 「ドライバーの更新」を選択し、「自動でドライバーを検索」を選びます。
- 利用可能な更新があれば、インストールして再起動します。
まとめ
キーボードの配列が勝手に変更される問題は、設定のミスやショートカットキーの誤操作、またはシステムの不具合によって発生することが多いです。この記事で紹介した手順を試しても解決しない場合は、他の原因を考慮し、専門家のサポートを受けることを検討してください。