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Windows Media PlayerでFLAC形式の音楽ファイルを再生したい
FLAC形式は、音質を劣化させずに圧縮できる音楽ファイル形式で、多くの音楽愛好家に利用されています。しかし、Windows Media Player(以下WMP)は標準ではFLAC形式に対応していません。この記事では、WMPでFLAC形式の音楽ファイルを再生するための方法を解説します。
方法1: Windows Media Player 12を使用する
Windows Media Player 12(Windows 10以降に付属)は、標準でFLAC形式に対応しています。ただし、以下の点に注意してください:
- WMPのバージョンが古い場合、FLAC形式が再生できない
- Windows Updateで最新バージョンにアップデートすることが必要
確認手順:
- WMPを開く
- 「ヘルプ」メニュー→「バージョン情報」を確認(12以降である必要があります)
- 再生したいFLACファイルをドラッグ&ドロップし、再生できるか確認
方法2: コーデックをインストールする
古いバージョンのWMPを使用している場合、コーデックを追加することでFLAC形式に対応させることができます。
手順:
- K-Lite Codec Packをダウンロード
- インストール時にFLAC対応コーデックを選択
- インストール完了後、WMPでFLACファイルを再生可能
注意: 信頼できるサイトからコーデックをダウンロードしてください。不正なサイトからのダウンロードはPCに悪影響を与える可能性があります。
方法3: 別の音楽プレイヤーを使用する
もしWMPの使用にこだわらない場合、FLAC形式に対応した他の音楽プレイヤーを使用することを検討してください。
- VLC Media Player: 無料で多くの形式に対応した高性能プレイヤー
- Foobar2000: カスタマイズ性が高く、FLAC再生に最適
これらのプレイヤーはFLAC形式にネイティブ対応しており、設定なしで再生できます。
方法4: FLAC形式をWMP対応形式に変換する
FLACファイルをWMPで再生可能な形式(MP3やWMA)に変換する方法もあります。
手順:
- FLAC変換ソフト(例: fre:ac)をダウンロード
- ソフトをインストールし、変換元ファイルとしてFLACを選択
- 変換後の形式をMP3またはWMAに設定
- 変換を実行し、WMPで再生
注意: 変換時に音質が劣化する場合があるため、必要に応じてビットレートなどの設定を調整してください。
まとめ
Windows Media PlayerでFLAC形式の音楽ファイルを再生するには、最新バージョンのWMPを使用するか、コーデックを追加する方法が一般的です。また、VLC Media PlayerやFoobar2000などの別プレイヤーを利用することで、簡単にFLAC形式を再生できます。用途や環境に合わせて最適な方法を選び、音楽を楽しんでください。