303 See Other 他のリソースへの参照を示すHTTPステータスコード

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303 See Otherについて

303 See Otherについて

303 See Otherの概要

他のリソースへの参照を示すHTTPステータスコード

303 See Other

概要 303 See Otherは、クライアントが別のリソースを参照する必要があることを示すHTTPステータスコードです。このコードは、POST、PUT、DELETEなどの非GETリクエストに対してレスポンスが返される際に使用されることが一般的で、クライアントがGETメソッドを使用して新しいリソースにアクセスするように指示します。

クライアントは提供された情報を元に選択を行い、適切なリソースにアクセスする必要があります。

303 See Otherはどのような時に使用されるか

フォーム送信後にクライアントを別のページに誘導する場合
非GETリクエスト後に特定のリソースの確認ページを提供する場合
REST APIで非GETリクエストに対する結果を別のURLで提供する場合

SEOに関する影響

303リダイレクトは、主にフォーム送信やAPIレスポンスの文脈で使用されるため、SEOへの影響は少ないです。ただし、クローラーが適切にリダイレクト先を追跡できるように設定することが重要です。

303 See Otherの事例

フォーム送信後の確認ページへのリダイレクト

POST /submit-form HTTP/1.1  
Host: example.com

レスポンス例:

HTTP/1.1 303 See Other  
Location: https://example.com/confirmation

解説: ユーザーがフォームを送信した後、結果を表示する確認ページにリダイレクトする場合に303ステータスコードを使用します。このリダイレクトにより、ユーザーがページをリロードしてもフォームの再送信が発生しないようにする効果があります。

非GETリクエスト後のリソース確認

DELETE /resource/123 HTTP/1.1  
Host: example.com

レスポンス例:

HTTP/1.1 303 See Other  
Location: https://example.com/resource-list

解説: REST APIにおいて、DELETEリクエストの結果を確認するために、リソース一覧ページにリダイレクトするケースです。この方法を用いることで、APIクライアントは結果を確認する際にGETリクエストを使用するよう促されます。

利用における注意点

303リダイレクトを設定する際の注意点:

GETメソッドを使用することの明示
クライアントがリダイレクト先のリソースにアクセスする際に、GETメソッドが使用されるように設定します。
リダイレクト先の整合性を確認
Locationヘッダーに指定するURLが正しいリソースを指していることを確認します。