SPLIT関数について
SPLITの概要
文字列を区切り文字で分割Googleスプレッドシート関数 | ||
=SPLIT( 文字列, 区切り文字, [連続区切り], [大文字小文字を区別] ) 概要 SPLIT関数は、指定した文字列を区切り文字で分割し、それぞれの部分を別々のセルに配置します。 |
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SPLITはどのような時に使用するか
- 文字列を特定の区切り文字で分割したい場合。
- データの加工や解析に役立てたい場合。
- 複数の値が1つのセルに入力されている場合、それらを分割して整理したい場合。
SPLITの使い方
以下の例を使ってSPLIT関数の基本的な使い方を説明します。
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | データ | 分割1 | 分割2 | 分割3 |
2 | 田中,佐藤,鈴木 | =SPLIT(A2, “,”) |
結果
- セルA2の文字列「田中,佐藤,鈴木」が、「,」を基準に分割されます。
- セルB2に「田中」、セルC2に「佐藤」、セルD2に「鈴木」が表示されます。
SPLITの応用例
SPLIT関数を応用して、さらに高度な分割や解析を行う例を示します。
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | データ | 項目1 | 項目2 | 項目3 |
2 | apple;orange;banana | =SPLIT(A2, “;”) |
結果
- セルA2の文字列「apple;orange;banana」が、「;」を基準に分割されます。
- セルB2に「apple」、セルC2に「orange」、セルD2に「banana」が表示されます。
注意点
- 区切り文字が見つからない場合、元の文字列がそのまま1つのセルに表示されます。
- 区切り文字を複数指定することはできません(1種類のみ使用可能)。
- 区切り文字に空白を指定した場合、複数の空白も単一の区切りとして認識されます(「連続区切り」をTRUEに設定)。
まとめ
- SPLIT関数は、文字列を区切り文字で分割し、整理されたデータを生成する便利なツールです。
- データの加工や解析に非常に役立ちます。
- 簡単に使用できるため、複雑なテキストデータの処理にも適しています。