SPARKLINE関数について
SPARKLINEの概要
セル内で簡易グラフを作成Googleスプレッドシート関数 | ||
=SPARKLINE( データ範囲, [オプション] ) 概要 SPARKLINE関数は、指定したデータ範囲をもとに、セル内に簡易的なグラフ(折れ線グラフ、棒グラフなど)を表示します。データの傾向を視覚的に把握するのに便利です。 |
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SPARKLINEはどのような時に使用するか
- データの傾向や変化をコンパクトに表示したい場合。
- セルを多く使用せずに、視覚的な情報を提供したい場合。
- リアルタイムで動的に変化するグラフを作成したい場合。
SPARKLINEの使い方
以下の例を使ってSPARKLINE関数の基本的な使い方を説明します。
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 月 | 売上 | グラフ | |
2 | 1月 | 100 | =SPARKLINE(B2:B6) | |
3 | 2月 | 200 | ||
4 | 3月 | 150 | ||
5 | 4月 | 300 | ||
6 | 5月 | 250 |
結果
- セルC2~C6に、それぞれB2:B6のデータをもとにした折れ線グラフが表示されます。
- セルごとにグラフが生成されるため、結合は不要です。
SPARKLINEの応用例
SPARKLINE関数は、オプションを指定することでグラフの種類やスタイルをカスタマイズできます。
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 月 | 売上 | グラフ | |
2 | 1月 | 100 | =SPARKLINE(B2:B6, {“charttype”, “column”; “color”, “blue”}) | |
3 | 2月 | 200 | ||
4 | 3月 | 150 | ||
5 | 4月 | 300 | ||
6 | 5月 | 250 |
結果
- セルC2~C6に、棒グラフがそれぞれ作成され、青色で表示されます。
注意点
- データ範囲が空の場合、グラフは表示されません。
- グラフの種類やオプションの指定は正確に行う必要があります。
- 複雑なデータには向いていません(詳細なグラフを作成する場合は、別のツールを検討してください)。
まとめ
- SPARKLINE関数は、セル内で簡易グラフを作成する便利なツールです。
- オプションを活用することで、柔軟なカスタマイズが可能です。
- データの傾向や変化を視覚的に表現することで、スプレッドシートの可読性を向上させます。