SORTN関数について
SORTNの概要
| 指定したデータ範囲を並べ替えて上位N件を取得Googleスプレッドシート関数 | ||
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=SORTN( 範囲, N, [表示オプション], [並べ替え列1], [並べ替え順序1], … ) 概要 SORTN関数は、指定した範囲を並べ替え、そのうち上位N件を返します。 |
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引数の解説
- 表示オプション: 返されるデータの形式を指定します。
- 0: 重複を許可します（デフォルト）。
- 1: 重複を排除します。
- 並べ替え順序: 並べ替え列の順序を指定する際に使用します。
- TRUE: 昇順（値が小さい順）に並べ替えます。
- FALSE: 降順（値が大きい順）に並べ替えます。
SORTNはどのような時に使用するか
- データの中からトップN件だけを取得したいとき。
- ランキング順にデータを並べたいとき。
- 重複を排除したユニークなデータを取得したいとき。
SORTNの使い方
以下のtableを使ってSORTN関数の基本的な使い方を説明します。
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 1 | 名前 | スコア | 年齢 |
| 2 | 山田 | 90 | 25 |
| 3 | 鈴木 | 85 | 30 |
| 4 | 田中 | 95 | 22 |
| 5 | 佐藤 | 85 | 28 |
| 6 | =SORTN(A2:C5, 2, 0, 2, FALSE) |
結果: スコア上位2件を取得
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 6 | 田中 | 95 | 22 |
| 7 | 山田 | 90 | 25 |
例2: スコアが同点の場合、年齢が若い順でソート
=SORTN(A2:C5, 3, 0, 2, FALSE, 3, TRUE)
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 6 | 田中 | 95 | 22 |
| 7 | 山田 | 90 | 25 |
| 8 | 佐藤 | 85 | 28 |
注意点
- データ範囲に空白セルが含まれていると結果に影響する可能性があります。
- 表示オプションを
0（デフォルト）に設定すると、データの重複が許可されます。 - 表示オプションを
1に設定すると、重複したデータが排除されます。
まとめ
- SORTN関数は、データを並べ替えてトップN件を簡単に取得する便利な関数です。
- 複数列を基準にソート条件を設定できるため、柔軟なデータ操作が可能です。
- ランキングやデータ抽出を効率的に行いたい場合に活用できます。