REGEXMATCH関数について
REGEXMATCHの概要
正規表現を使った一致判定Googleスプレッドシート関数 | ||
=REGEXMATCH( テキスト, 正規表現 ) 概要 REGEXMATCH関数は、指定したテキストが正規表現に一致するかどうかを判定し、一致すればTRUE、一致しなければFALSEを返します。 |
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REGEXMATCHはどのような時に使用するか
- 文字列が特定のパターン(例: メールアドレス形式や日付形式)に一致するかを確認したいとき。条件に一致するデータだけを抽出したいとき。
- データ入力時にフォーマットを検証したいとき。
REGEXMATCHの使い方
以下のtableを使ってREGEXMATCH関数の基本的な使い方を説明します。
A | B | |
---|---|---|
1 | テキスト | 一致判定 |
2 | hello123 | =REGEXMATCH(A2, “[0-9]+”) |
3 | abcdef | =REGEXMATCH(A3, “[0-9]+”) |
結果
- セルB2では、文字列 hello123 に数字が含まれるため、TRUE が返されます。
- セルB3では、文字列 abcdef に数字が含まれないため、FALSE が返されます。
正規表現の一覧

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REGEXMATCHの応用例
REGEXMATCH関数を使用して、より高度な条件判定を行うことができます。
応用例1: メールアドレス形式の確認
入力された文字列がメールアドレス形式かどうかを判定する例です。
A | B | |
---|---|---|
1 | テキスト | メールアドレス形式か? |
2 | user@example.com | =REGEXMATCH(A2, “^[a-zA-Z0-9._%+-]+@[a-zA-Z0-9.-]+\\.[a-zA-Z]{2,}$”) |
3 | not_an_email | =REGEXMATCH(A3, “^[a-zA-Z0-9._%+-]+@[a-zA-Z0-9.-]+\\.[a-zA-Z]{2,}$”) |
- セルB2では、TRUE が返され、セルB3では FALSE が返されます。
応用例2: 条件に一致するデータの抽出
特定の条件に一致するデータだけを抽出する例です。
A | B | |
---|---|---|
1 | データ | 一致判定 |
2 | Item-123 | =REGEXMATCH(A2, “Item-[0-9]+”) |
3 | Data-XYZ | =REGEXMATCH(A3, “Item-[0-9]+”) |
- セルB2では、TRUE が返され、セルB3では FALSE が返されます。
注意点
- 正規表現に一致しない場合は FALSE が返されます。
- エラーを回避するために、正規表現の構文が正しいことを確認してください。
- 大文字と小文字を区別するため、必要に応じて正規表現に
(?i)
を追加します。
まとめ
- REGEXMATCH関数は、文字列が特定のパターンに一致するかどうかを判定する非常に便利な関数です。
- データ検証や条件付きの処理に活用できます。
- 他の関数と組み合わせることで、さらに柔軟な条件処理が可能です。