JOIN関数 Googleスプレッドシート独自関数でセル範囲の値を指定した区切り文字で結合する

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JOIN関数について

JOINの概要

複数の値を指定した区切り文字で連結Googleスプレッドシート関数

=JOIN( 区切り文字, 配列または値のリスト )

概要 JOIN関数は、指定した区切り文字を使用して複数の値を1つの文字列に連結します。

  • 複数のセルや値をまとめて1つの文字列にできます。
  • 区切り文字を指定することで、カンマやスペースなどの整った形式でデータを結合できます。
  • データ整理や出力フォーマットの調整に役立ちます。
  • ExcelのTEXTJOIN関数に相当します。

JOINはどのような時に使用するか

  • リストや配列を1つの文字列として結合したい場合。
  • データをカンマ区切りやスペース区切りで整列したい場合。
  • データの可読性を向上させたい場合。

JOINの使い方

以下のtableを使ってJOIN関数の基本的な使い方を説明します。

  A B C D
1 データ1 データ2 データ3
2 リンゴ バナナ オレンジ

=JOIN(“, “, A2:C2)

結果

  • セルA2、B2、C2の値が「, 」で結合され、次の結果が返されます。
  • リンゴ, バナナ, オレンジ

例2: 固定値の連結

値を直接指定して連結する例です。

=JOIN(” – “, “東京”, “大阪”, “名古屋”)

結果

  • 「東京」「大阪」「名古屋」が「 – 」で結合され、次の文字列が返されます。
  • 東京 – 大阪 – 名古屋

応用例

応用例1: 空白セルを除外して連結

リスト内に空白セルがある場合、非空のセルだけを結合する方法です。

  A B C D
1 名前   職業
2 山田 エンジニア

=JOIN(” “, FILTER(A2:C2, A2:C2<>””))

結果

  • 非空セル「山田」と「エンジニア」が空白区切りで結合され、次の文字列が返されます。
  • 山田 エンジニア

注意点

  • 区切り文字には任意の文字列を指定できます(例: スペース、カンマ、セミコロンなど)。
  • 空白セルも結合対象に含まれるため、空白セルを除外したい場合はFILTER関数を組み合わせてください。
  • 結合対象の配列が非常に大きい場合、パフォーマンスに影響することがあります。

まとめ

  • JOIN関数は、複数の値を1つの文字列にまとめる便利なツールです。
  • 区切り文字を指定することで、データを整列させる用途に適しています。
  • 他の関数(例: FILTERやARRAYFORMULA)と組み合わせることで、柔軟なデータ処理が可能です。