ISURL関数について
ISURLの概要
指定した値がURLかどうかを判定Googleスプレッドシート関数 | ||
=ISURL( 値 ) 概要 ISURL関数は、指定した値が有効なURLであるかどうかを判定し、TRUE または FALSE を返します。 |
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ISURLはどのような時に使用するか
- セルの値がURLとして有効かを確認したい場合。
- リストやデータセットからリンクを特定したい場合。
- 入力されたデータが誤っていないかをチェックしたい場合。
ISURLの使い方
以下のtableを使ってISURL関数の基本的な使い方を説明します。
A | B | |
---|---|---|
1 | 値 | 判定 |
2 | https://example.com | =ISURL(A2) |
3 | www.example.com | =ISURL(A3) |
4 | example | =ISURL(A4) |
結果
A | B | |
---|---|---|
1 | 値 | 判定 |
2 | https://example.com | TRUE |
3 | www.example.com | FALSE |
4 | example | FALSE |
応用例
応用例1: 有効なURLだけをフィルタリング
リストの中からURLとして有効な値だけを抽出する例です。
A | B | |
---|---|---|
1 | 値 | URLとして有効か? |
2 | https://example.com | TRUE |
3 | www.example.com | FALSE |
4 | example | FALSE |
5 | https://google.com | TRUE |
=FILTER(A2:A5, ISURL(A2:A5))
結果
- 有効なURL(https://example.com と https://google.com)のみが抽出されます。
注意点
- ISURLは値が「完全なURL形式」(例: https:// を含む)である必要があります。
- 「www.example.com」のような形式はURLとして認識されないため、判定結果はFALSEになります。
- URLの妥当性をチェックする機能はありますが、URLの存在そのものを確認するわけではありません。
まとめ
- ISURL関数は、セルの値が有効なURLかどうかを簡単に判定できる便利な関数です。
- 完全なURL形式である必要があり、リンクの存在そのものは確認できません。
- データ検証やリンクフィルタリングに最適です。