ISEMAIL関数について
ISEMAILの概要
指定した値がメールアドレスかどうかを判定Googleスプレッドシート関数 | ||
=ISEMAIL( 値 ) 概要 ISEMAIL関数は、指定した値が有効なメールアドレス形式かどうかを判定し、TRUE または FALSE を返します。 |
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ISEMAILはどのような時に使用するか
- セルの値がメールアドレスとして有効かを確認したい場合。
- 入力されたデータが正しい形式であるかを検証したい場合。
- リストやデータセットから有効なメールアドレスを特定したい場合。
ISEMAILの使い方
以下のtableを使ってISEMAIL関数の基本的な使い方を説明します。
A | B | |
---|---|---|
1 | 値 | 判定 |
2 | user@example.com | =ISEMAIL(A2) |
3 | invalid-email | =ISEMAIL(A3) |
4 | user.name@domain.co.jp | =ISEMAIL(A4) |
5 | example@.com | =ISEMAIL(A5) |
結果
A | B | |
---|---|---|
1 | 値 | 判定 |
2 | user@example.com | TRUE |
3 | invalid-email | FALSE |
4 | user.name@domain.co.jp | TRUE |
5 | example@.com | FALSE |
応用例
応用例1: 有効なメールアドレスだけを抽出
リストの中から有効なメールアドレスだけを抽出する例です。
A | B | |
---|---|---|
1 | 値 | メールアドレスとして有効か? |
2 | user@example.com | TRUE |
3 | invalid-email | FALSE |
4 | user.name@domain.co.jp | TRUE |
5 | example@.com | FALSE |
=FILTER(A2:A5, ISEMAIL(A2:A5))
結果
- 有効なメールアドレス(user@example.com、user.name@domain.co.jp)のみが抽出されます。
注意点
- ISEMAILは値が正しいメールアドレス形式であるかを判定しますが、メールアドレスの存在を確認するわけではありません。
- 「@」の後にドメインが必要であり、不完全な形式はFALSEを返します。
- エラーチェックとして有効ですが、詳細なメールアドレスの検証には追加の手段が必要です。
まとめ
- ISEMAIL関数は、セルの値が有効なメールアドレス形式かどうかを簡単に判定できる便利な関数です。
- メールアドレスの存在自体は確認できませんが、データ検証やリスト管理に最適です。
- 他の関数と組み合わせることで効率的なデータ処理が可能になります。