IMPORTRANGE関数について
IMPORTRANGEの概要
別のスプレッドシートからデータをインポートGoogleスプレッドシート関数 | ||
=IMPORTRANGE( スプレッドシートURL, 範囲 ) 概要 IMPORTRANGE関数は、他のスプレッドシートからデータを指定した範囲だけインポートします。異なるファイル間でのデータ共有が簡単に行えます。 |
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IMPORTRANGEはどのような時に使用するか
- 別のスプレッドシートにあるデータを自動で更新したい場合。
- 複数のシート間でデータを統合したい場合。
- チームメンバーと共有されるデータを統合して表示したい場合。
IMPORTRANGEの使い方
以下の例を使ってIMPORTRANGE関数の基本的な使い方を説明します。
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | スプレッドシートURL | データ範囲 | 結果 |
2 | https://docs.google.com/spreadsheets/d/abcd1234 | シート1!A1:B10 | =IMPORTRANGE(A2, B2) |
結果
- セルA2に指定されたURL、セルB2に指定された範囲「シート1!A1:B10」を基に、別のスプレッドシートからデータをインポートします。
- 指定された範囲のデータが動的にインポートされ、元のスプレッドシートが更新されると連動して反映されます。
IMPORTRANGEの応用例
IMPORTRANGE関数を他の関数と組み合わせて、さらに強力な処理を行う例を示します。
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | スプレッドシートURL | データ範囲 | フィルタ結果 | 結果 |
2 | https://docs.google.com/spreadsheets/d/abcd1234 | シート1!A1:B10 | 得点 | =QUERY(IMPORTRANGE(A2, B2), “SELECT Col1, Col2 WHERE Col2 > 50”) |
結果
- IMPORTRANGE関数でインポートしたデータをQUERY関数と組み合わせ、得点が50を超えるデータのみを抽出します。
- 動的なデータのフィルタリングが可能になります。
QUERY関数で使用するクエリ一覧

GoogleスプレッドシートのQUERY関数で使用するクエリ一覧
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注意点
- 初めて別のスプレッドシートのデータにアクセスする際は、権限を許可する必要があります。
- 指定する範囲はシート名を含める必要があります(例: シート1!A1:B10)。
- インポートするスプレッドシートが削除されたり、アクセス権限が変更された場合、エラーになります。
まとめ
- IMPORTRANGE関数は、異なるスプレッドシート間でのデータ共有や統合を効率化します。
- QUERY関数など他の関数と組み合わせることで、柔軟なデータ処理が可能です。
- 動的なデータ更新をサポートし、プロジェクト管理やチーム作業に最適です。