IMPORTHTML関数について
IMPORTHTMLの概要
ウェブページからテーブルまたはリストをインポートGoogleスプレッドシート関数 | ||
=IMPORTHTML( URL, クエリ, インデックス ) 概要 IMPORTHTML関数は、指定したウェブページからHTML形式のテーブルまたはリストを取得し、スプレッドシートに表示するための関数です。 |
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IMPORTHTMLはどのような時に使用するか
- 定期的に更新されるウェブページのデータを取得したい場合。
- 手作業でのコピー&ペーストを減らしたい場合。
- リアルタイムデータを分析やレポートに活用したい場合。
IMPORTHTMLの使い方
以下のtableを使ってIMPORTHTML関数の基本的な使い方を説明します。
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | 説明 | 式 | 結果 |
2 | 株価情報を取得 | =IMPORTHTML(“https://example.com/stocks”, “table”, 1) | 指定したテーブルを表示 |
3 | ニュースリストを取得 | =IMPORTHTML(“https://example.com/news”, “list”, 2) | 指定したリストを表示 |
結果
- セルB2では、ウェブページの最初のテーブルが全てインポートされます。
- セルB3では、ウェブページの2番目のリストが全てインポートされます。
IMPORTHTMLの応用例
IMPORTHTML関数は、ウェブページからのデータ取得を自動化するため、複数の場面で応用可能です。
- 株価、天気情報、為替レートなど、リアルタイムのデータ取得。
- オンラインショップの商品リストや価格情報の収集。
- ニュースやブログの更新リストを取得して共有。
以下はIF関数と組み合わせた応用例です。
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | 条件付きデータ取得 | 式 | 結果 |
2 | 株価が高い場合のみ表示 | =IF(IMPORTHTML(“https://example.com/stocks”, “table”, 1) > 100, “高値”, “低値”) | 「高値」または「低値」を表示 |
注意点
- 指定したウェブページがHTTPSでない場合、データが取得できないことがあります。
- 動的に生成されるページやJavaScriptによるデータは取得できません。
- ウェブサイトの構造変更やアクセス制限により、データ取得が失敗する可能性があります。
まとめ
- IMPORTHTML関数は、ウェブページからテーブルやリストを簡単に取得できる強力なツールです。
- 定期的に更新されるデータやリアルタイムデータの活用に最適です。
- 注意点を理解し、適切に使用することで効率的なデータ管理が可能です。