GOOGLEFINANCE関数 Googleスプレッドシート独自関数で株価や為替レートなどの金融情報を取得する

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GOOGLEFINANCE関数について

GOOGLEFINANCEの概要

リアルタイムまたは履歴の株価情報を取得Googleスプレッドシート関数

=GOOGLEFINANCE( 証券コード, [属性], [開始日], [終了日], [間隔] )

概要 GOOGLEFINANCE関数は、リアルタイムの株価や通貨情報、あるいは過去のデータを取得するための関数です。

  • 最新の株価や為替レートを取得できます。
  • 過去の株価データやその変動をグラフ化する際にも便利です。
  • 指定した属性(例: 価格、ボリュームなど)に応じた情報を取得します。
  • 全ての市場のデータを取得できるわけではありません。

GOOGLEFINANCEはどのような時に使用するか

  • 特定の株価や通貨レートをリアルタイムで確認したいとき。
  • 過去の株価データを分析したいとき。
  • 投資分析や資産管理に役立つデータを簡単に取得したいとき。

GOOGLEFINANCEの使い方

以下のtableを使ってGOOGLEFINANCE関数の基本的な使い方を説明します。

例1: リアルタイムの株価を取得

  A B C
1 証券コード 株価
2 GOOG =GOOGLEFINANCE(A2, “price”)
3 MSFT =GOOGLEFINANCE(A3, “price”)

結果

  • A2セルに「GOOG」(Googleの証券コード)を指定すると、現在のGoogleの株価が返されます。
  • A3セルに「MSFT」(Microsoftの証券コード)を指定すると、現在のMicrosoftの株価が返されます。

例2: 過去の株価データを取得

特定期間の株価データを取得する例です。

  A B C D E
1 証券コード 開始日 終了日 株価データ
2 GOOG 2024-01-01 2024-01-10 =GOOGLEFINANCE(A2, “price”, B2, C2)

※Google Sheetsでは日付を国際基準であるISO8601形式(年-月-日)によって記述します。

結果

  • 「GOOG」の株価が2024年1月1日から2024年1月10日までの日付ごとに取得されます。

属性の指定例

属性 意味
“price” 現在の株価
“close” 前日終値
“volume” 取引量
“high” 当日の高値
“low” 当日の安値

注意点

  • リアルタイムデータの更新頻度は数分おきで、完全にリアルタイムではありません。
  • 一部の証券コードや属性については、データが利用できない場合があります。
  • 過去のデータ取得には期間や間隔の指定が必要です。

まとめ

  • GOOGLEFINANCE関数は、株価や為替情報を取得する便利なツールです。
  • リアルタイムデータや履歴データを活用することで、投資分析や資産管理が効率的に行えます。
  • 属性や期間を指定することで、必要な情報を柔軟に取得できます。