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Excelで複数のセルの数値に一括して足し算をする方法
Excelで複数のセルに対して一括で数値を加算するには、数式や「形式を選択して貼り付け」の演算機能を使用する方法があります。この記事では、具体的な操作手順を分かりやすく解説します。
方法1: 数式を使った足し算
別の列を使用して数式で計算する方法です。元のデータを残したまま計算したい場合に適しています。
手順
- 元の数値が入力されているセル(A列)の隣に新しい列(B列)を用意します。
- B1セルに次の数式を入力します:=A1+10
- Enterキーを押します。現在のExcelでは、数式を1つ入力するだけで下方向のセルまで自動的に計算結果が展開される「スピル」機能が働きます。(自動で展開されない場合は、セルの右下のフィルハンドルをダブルクリックまたはドラッグしてコピーしてください)。
- 計算結果を元のA列に反映させたい場合は、B列の結果をコピーし、A列に「値として貼り付け」を行います。
例(数式入力時)
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 1 | 10 | =A1+10 | |
| 2 | 20 | =A2+10 | |
| 3 | 30 | =A3+10 |
結果
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 1 | 10 | 20 | |
| 2 | 20 | 30 | |
| 3 | 30 | 40 |
方法2: 「形式を選択して貼り付け」を使った足し算
Excelの貼り付けオプションにある「演算」機能を使うことで、新しい列を作らずに、既存のセル内の数値を直接一括加算することができます。
手順
- 空いているセル(例: B1)に、加算したい数値「10」を入力します。
- そのセル(B1)をコピーします(Ctrl+C)。
- 足し算を適用したいデータ範囲(例: A1:A3)を選択します。
- 選択した範囲の上で右クリックし、メニューから「形式を選択して貼り付け」を選択します(ショートカットキー:Ctrl+Alt+V)。
- ダイアログボックスが表示されたら、「演算」の項目から「加算」を選び、「OK」をクリックします。
- A列の数値が一括で加算されたら、最初にB1セルに入力した「10」は不要になるため、Delキーなどで消去します。
例(貼り付け前)
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 1 | 10 | 10 | |
| 2 | 20 | ||
| 3 | 30 |
結果
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 1 | 20 | 10 | |
| 2 | 30 | ||
| 3 | 40 |
注意点
- 「形式を選択して貼り付け」の加算を使用する場合、元のデータは上書きされ元に戻せなくなります。数値を元に戻す可能性がある場合は、事前にシートや列のバックアップを取るか、「方法1」の数式を利用してください。
- 貼り付けを行う際、コピー元(B1セル)の「書式(枠線や背景色など)」まで一緒に貼り付けられてしまうことがあります。これを防ぎたい場合は、ダイアログボックスで「貼り付け」項目から「値」を選び、同時に「演算」項目で「加算」を選ぶと、数値の計算だけを適用できます。
まとめ
Excelで複数のセルに一括して足し算をするには、別列を作って管理する「数式を使う方法」と、既存のデータを直接書き換える「形式を選択して貼り付けを使う方法」があります。データ形式や作業の目的に応じて、最適な方法を選んでください。
画像で列を複数のセルに一括して特定の数を合算する方法について総まとめ
