今日の年齢を表示したい 誕生日から計算するには?
Excelで誕生日から今日の年齢を自動的に計算して表示する方法をご紹介します。たとえば「1990/01/10」と入力されたセルの隣に、現在の年齢を表示させたい場合、DATEDIF関数を使って簡単に計算できます。
DATEDIF関数を使った年齢の計算方法
DATEDIF関数を使うと、2つの日付の差から年数、月数、日数を計算できます。ここでは、誕生日と今日の日付の差を計算して年齢を求める方法を説明します。
手順
- 誕生日が入力されているセル(例:A2)を準備します。
- 隣のセル(例:B2)に、以下の数式を入力します。
数式の例
以下の数式をB2セルに入力すると、A2セルの誕生日から今日の年齢が計算されます。
=DATEDIF(A2, TODAY(), “Y”)
数式の解説
- DATEDIF(開始日, 終了日, 単位): 指定した2つの日付の差を計算します。
- A2: 誕生日が入力されたセルを指定します。
- TODAY(): 今日の日付を返します。DATEDIF関数内で終了日として指定します。
- “Y”: 年単位で日付の差を求めます。これにより、現在の年齢が年数で返されます。
例
以下の表では、A列に誕生日が入力されており、B列に年齢が表示されています。
A | B | |
---|---|---|
1 | 誕生日 | 年齢 |
2 | 1990/01/10 | =DATEDIF(A2, TODAY(), “Y”) |
3 | 1985/05/15 | =DATEDIF(A3, TODAY(), “Y”) |
4 | 2000/12/25 | =DATEDIF(A4, TODAY(), “Y”) |
結果
- B列には、A列に入力された誕生日から計算された年齢が表示されます。
- たとえば、1990/01/10 の場合、今日の日付を基に33歳(2023年時点)と表示されます。
まとめ
ExcelのDATEDIF関数を使用することで、誕生日から今日の年齢を簡単に計算して表示できます。この方法を使えば、最新の年齢が自動的に表示されるため、顧客リストやスタッフ名簿などで非常に便利です。
使用した関数について

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