8桁入力された年月日を「/」形式にしたい
Excelで「20250410」のように8桁で入力された年月日を、「2025/04/10」のようにスラッシュ(「/」)区切りの形式に変換して表示する方法をご紹介します。変換後の形式は、元のセルの右側に表示されるようにします。
TEXT関数を使った日付形式への変換
TEXT関数を使用すると、指定したセル内の8桁の日付を「/」区切りの形式で表示することができます。
手順
- 8桁の日付が入力されているセル(例:A2)を準備します。
- A2セルの右側のセル(例:B2)に、以下の数式を入力します。
数式の例
以下の数式をB2セルに入力すると、A2セルに入力された8桁の日付が「/」区切りの日付形式で表示されます。
=TEXT(A2, “0000!/00!/00”)
数式の解説
- TEXT(値, “表示形式”): 指定した表示形式に合わせて、数値を文字列として表示します。
- “0000!/00!/00”: 表示形式として「0000/00/00」を指定しています。スラッシュ(「/」)をそのまま表示するため、エスケープ文字として「!」を使い、「!/」と記述しています。(「\」ではありません)
例
以下の表では、A列に8桁で入力された日付があり、B列にスラッシュ区切りの日付形式が表示されています。
A | B | |
---|---|---|
1 | 入力された日付 (8桁) | 変換後の日付 (スラッシュ形式) |
2 | 20250410 | =TEXT(A2, “0000!/00!/00”) |
3 | 20251231 | =TEXT(A3, “0000!/00!/00”) |
4 | 20230101 | =TEXT(A4, “0000!/00!/00”) |
結果
- B列には、A列に入力された8桁の年月日が「2025/04/10」のように変換されて表示されます。
まとめ
ExcelのTEXT関数を使用することで、8桁の年月日をスラッシュ区切りの日付形式に変換して表示できます。元のデータを保ちながら、見やすい日付形式に変換したい場合に便利な方法です。
使用した関数について

TEXT関数で日付などの数値を文字形式に変換する方法と曜日や和暦、分数などの表示方法についてわかりやすく解説
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