エクセルで足し算をするための様々な方法 | EXCELトピックス

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エクセルで足し算をするための様々な方法

Excelには、数値を合計するための方法がいくつかあります。最も一般的なSUM関数だけでなく、セル範囲や数式を使った他の方法も便利です。この記事では、Excelで足し算を行うための様々な方法について詳しく解説します。

方法1: SUM関数を使う

最も基本的で一般的な足し算の方法は、SUM関数を使うことです。SUM関数は、指定した範囲内のすべての数値、または個別に指定した複数の値を合計します。

SUM関数の基本構文

SUM関数には、セルの範囲を指定する方法と、複数の値を引数として指定する方法の2つがあります。

=SUM(範囲) 指定した範囲内のすべての数値を合計します。
=SUM(値1, 値2, 値3,…) 複数のセルや数値を指定し、その合計を求めます。

範囲を指定する方法

例えば、セルA1からA3の数値を合計し、セルB1に結果を表示する場合、以下のようにSUM関数を使って範囲を指定します。

A B
1 10 =SUM(A1:A3)
2 20
3 30

この場合、セルB1には「60」が表示されます。範囲指定は、連続したセルの合計を求める際に便利です。

引数を指定する方法

次に、セルA1、A2、A3の値を個別に指定して合計を求めたい場合、SUM関数にそれぞれのセルを引数として指定します。

A B
1 10 =SUM(A1, A2, A3)
2 20
3 30

この場合もセルB1には「60」が表示されますが、連続した範囲でなく、離れたセルや数値を個別に指定して合計を求めたい場合に便利です。

方法2: + 演算子を使う

SUM関数を使わずに、足し算を行いたい場合、+ 演算子を使用することも可能です。セルごとに個別に指定することで、シンプルな足し算が行えます。

セルA1、A2、A3の値を足してセルB1に表示する場合、次の数式を使用します。

A B
1 10 =A1+A2+A3
2 20
3 30

この方法は、少数のセルの合計を求める際に便利です。

方法3: オートSUMを使う

Excelには、オートSUM機能があり、範囲を自動的に検出して簡単に合計を求めることができます。

手順

  1. 合計を表示したいセルの下(A4)を選択します。(オートSUMは原則として列単位で計算するためです)
  2. 「ホーム」タブにある「オートSUM」ボタン(∑)をクリックします。
  3. 自動的に範囲が選択されるので、Enterキーを押すと合計が表示されます。
A B
1 10
2 20
3 30
4 =SUM(A1:A3)

結果

セルB1に自動的に合計「60」が表示されます。オートSUMは、頻繁に足し算を行う際に効率的な方法です。

方法4: 数式バーを使う

数式バーに直接数式を入力して足し算を行うこともできます。範囲指定や+演算子を使って手動で数式を入力し、カスタマイズした合計を求められます。(セルに入力と実質は同じです)

手順

  1. 数式バーをクリックし、セルB1に数式を入力します。
  2. 例として、=A1+A2+A3または=SUM(A1:A3)を入力し、Enterキーを押します。

まとめ

Excelで足し算を行うには、SUM関数+ 演算子オートSUM数式バーなど、さまざまな方法があります。データの数や使いやすさに応じて、最適な方法を選ぶことで、効率的に計算が行えます。

使用した関数について

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