データの中央値を求めたい
この記事では、EXCELでデータの中央値を求める方法を紹介します。中央値とは、データの中央に位置する値で、データセットを昇順または降順に並べた際の中間値です。中央値は、データの分布における代表値を示すために使用され、特に極端な値(アウトライア)が含まれる場合に有効です。
MEDIAN関数を使用して中央値を求める
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | データセット | |||
2 | 5 | |||
3 | 8 | |||
4 | 3 | |||
5 | 7 | |||
6 | 10 | |||
7 | =MEDIAN(A2:A6) |
手順
- データを範囲A2:A6に入力します。
- 空いているセル(例えばA7)に=MEDIAN(A2:A6)と入力します。
- ENTERキーを押すと、中央値が計算されます。
MEDIAN関数の役割
MEDIAN関数は、指定した範囲内のデータの中央値を求めます。範囲内の数値を昇順に並べ、その中間の値を返します。データの数が偶数の場合は、中間の2つの数値の平均を返します。
結果
7(データセット5, 8, 3, 7, 10の中央値)
まとめ
EXCELでは、MEDIAN関数を使うことで簡単にデータセットの中央値を求めることができます。極端な値に左右されないため、平均よりもデータの中心傾向を示す場合に適しています。中央値はデータ分析や統計において重要な指標です。