エラーデータを含むセルをハイライトしたい
本記事では、EXCELにおいてエラーデータ(#DIV/0!や#VALUE!などのエラー)を含むセルを自動的にハイライトする方法を解説します。これにより、エラーが発生したデータを視覚的に簡単に特定でき、データ修正が効率的に行えるようになります。
条件付き書式を使用してエラーデータをハイライトする
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | データ1 | データ2 | 計算結果 | |
2 | 10 | 2 | =A2/B2 | |
3 | 15 | 0 | =A3/B3 | |
4 | 25 | 5 | =A4/B4 |
手順
- 範囲C2:C4を選択します。
- 「条件付き書式」を選択し、「新しいルール」をクリックします。
- 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」に=ISERROR(C2)と入力します。
- 書式設定を選択し、エラーセルを目立たせるために背景色を赤色に設定します。
- OKをクリックして設定を適用します。
条件付き書式の役割
条件付き書式を使用することで、エラーが発生しているセルに対して特定の書式(背景色や文字の色など)を自動で適用できます。ここでは、ISERROR関数を使って、エラーが含まれているセルを特定し、赤くハイライトしています。
結果
– セルC3には#DIV/0!エラーが発生しており、セルが赤くハイライトされます。 – セルC2およびC4は正常な値なので、書式変更はありません。
まとめ
エラーデータを簡単に視覚的に特定するために、条件付き書式を使用することで、エラーのあるセルを自動的にハイライトできます。この方法を使用することで、エラーのあるデータを迅速に確認し、修正することが可能です。正確なデータ処理を行うために、エラーデータの検出は非常に有効です。