テキストに含まれる特定の単語の出現回数をカウントしたい
この記事では、Excelを使用してテキスト内の特定の単語が何回出現するかをカウントする方法を解説します。複数の方法で、特定の単語の出現回数を簡単に計算できます。
SUBSTITUTE関数とLEN関数を組み合わせて単語の出現回数をカウントする
A | B | C | D | |
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1 | 文章 | 検索する単語 | 出現回数 | |
2 | 猫が大好きです。猫は可愛いです。 | 猫 | = (LEN(A2) – LEN(SUBSTITUTE(A2, B2, “”))) / LEN(B2) | |
3 | 犬が好きですが、猫も好きです。 | 猫 | = (LEN(A3) – LEN(SUBSTITUTE(A3, B3, “”))) / LEN(B3) | |
4 | 犬と猫は友達です。 | 猫 | = (LEN(A4) – LEN(SUBSTITUTE(A4, B4, “”))) / LEN(B4) |
手順
- まず、A列にテキストを入力し、B列に検索する単語を入力します。
- C列に出現回数を計算する式を入力します。例えば、C2には次の数式を入力します:
= (LEN(A2) – LEN(SUBSTITUTE(A2, B2, “”))) / LEN(B2) - これにより、テキスト中の指定された単語の出現回数が計算されます。
関数の役割
SUBSTITUTE関数は、指定された単語をテキスト内から削除します。そして、LEN関数で元のテキストの長さから、単語を削除した後のテキストの長さを引くことで、削除した単語の出現回数を求めます。削除された文字数を単語の長さで割ることで、単語の出現回数が得られます。
結果
上記の手順を実行すると、A列のテキスト内に指定された単語(例: 「猫」)が何回出現するかをC列でカウントできます。たとえば、A2のテキスト「猫が大好きです。猫は可愛いです。」には「猫」が2回出現します。
まとめ
特定の単語がテキスト内で何回出現するかをExcelでカウントするためには、SUBSTITUTE関数とLEN関数を使用する方法があります。