メールアドレスのドメイン部分を抽出したい
この記事では、Excelを使用してメールアドレスからドメイン部分を抽出する方法を解説します。ドメイン部分とは、メールアドレスの「@」の後に続く部分を指します。複数の方法を紹介します。
TEXT関数とMID関数を使用してドメイン部分を抽出する
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | メールアドレス | ドメイン部分 | ||
2 | example@gmail.com | =MID(A2, FIND(“@”, A2) + 1, LEN(A2)) | ||
3 | user@yahoo.co.jp | =MID(A3, FIND(“@”, A3) + 1, LEN(A3)) |
手順
- A列にメールアドレスを入力します。
- B列にドメイン部分を抽出したい場合、B2セルに=MID(A2, FIND(“@”, A2) + 1, LEN(A2))と入力します。これにより、「@」以降の文字列を抽出できます。
- 同様に、B3セルには=MID(A3, FIND(“@”, A3) + 1, LEN(A3))と入力し、別のメールアドレスのドメイン部分も抽出します。
関数の役割
MID関数は指定した文字列の中から指定された開始位置からの文字列を返します。FIND関数は特定の文字(この場合は「@」)の位置を返し、その後ろから文字列を抽出します。
結果
A2セルには「example@gmail.com」、B2セルにはgmail.comと表示されます。同様に、A3セルには「user@yahoo.co.jp」、B3セルにはyahoo.co.jpと表示されます。
RIGHT関数を使用してドメイン部分を抽出する
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | メールアドレス | ドメイン部分 | ||
2 | contact@outlook.com | =RIGHT(A2, LEN(A2) – FIND(“@”, A2)) | ||
3 | info@abc-company.jp | =RIGHT(A3, LEN(A3) – FIND(“@”, A3)) |
手順
- A列にメールアドレスを入力します。
- B列にドメイン部分を抽出するために、B2セルに=RIGHT(A2, LEN(A2) – FIND(“@”, A2))と入力します。
- 同様に、B3セルに=RIGHT(A3, LEN(A3) – FIND(“@”, A3))と入力します。
関数の役割
RIGHT関数は指定された文字列の右端から特定の数の文字を返します。FIND関数で「@」の位置を見つけ、そこから右側にあるドメイン部分を抽出します。
結果
A2セルには「contact@outlook.com」、B2セルにはoutlook.comと表示されます。A3セルには「info@abc-company.jp」、B3セルにはabc-company.jpと表示されます。
まとめ
メールアドレスからドメイン部分を抽出する際、MID関数やRIGHT関数を使用することができます。どちらの方法も有効ですので、用途に応じて使い分けてください。