文字列を結合したい
本記事では、Excelを使用して文字列を結合する方法を解説します。複数のセルに入力された文字列を1つにまとめる場合に有効な方法です。主にCONCAT関数やTEXTJOIN関数を使用します。
CONCAT関数を使用して文字列を結合する
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 名前 | 苗字 | 結合された名前 | |
| 2 | 太郎 | 山田 | =CONCAT(B2, ” “, A2) | |
| 3 | 花子 | 田中 | =CONCAT(B3, ” “, A3) |
手順
- まず、A列に名前、B列に苗字を入力します。
- C列にCONCAT関数を使ってA列とB列の文字列を結合します。
- 例えば、C2セルには=CONCAT(B2, ” “, A2)と入力して苗字と名前をスペースで区切って結合します。
関数の役割
CONCAT関数は、複数のセルに入力された文字列を一つに結合する関数です。ここでは、苗字と名前を結合して、C列に表示します。
結果
例えば、A2とB2に「太郎」と「山田」が入力されている場合、C2セルには山田 太郎と表示されます。
TEXTJOIN関数を使用して文字列を結合する
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 名前 | 苗字 | 結合された名前 | |
| 2 | 太郎 | 山田 | =TEXTJOIN(” “, TRUE, B2, A2) | |
| 3 | 花子 | 田中 | =TEXTJOIN(” “, TRUE, B3, A3) |
手順
- まず、A列に名前、B列に苗字を入力します。
- C列にTEXTJOIN関数を使ってA列とB列の文字列を結合します。
- 例えば、C2セルには=TEXTJOIN(” “, TRUE, B2, A2)と入力し、複数のセルをスペースで区切って結合します。
関数の役割
TEXTJOIN関数は、指定した区切り文字を用いて複数のセルの内容を結合します。空のセルを無視するオプションもあります。
結果
例えば、A2とB2に「太郎」と「山田」が入力されている場合、C2セルには山田 太郎と表示されます。
まとめ
文字列の結合には、CONCAT関数やTEXTJOIN関数が有効です。CONCAT関数はシンプルな文字列結合に、TEXTJOIN関数は複数セルを区切り文字で結合する際に便利です。用途に応じて使い分けましょう。
文字列結合の注意点
※直接文字を関数内に入力し、その文字数が255文字を超えると結合できません。その場合は文中に「”,”」を入れて、文字を255文字以下に切り分けましょう。