特定の日付が何曜日かを知りたい
この記事では、Excelで特定の日付が何曜日かを知る方法を解説します。曜日を計算する方法は、スケジュール管理や日付の分類など、様々な場面で役立ちます。ここでは、複数の方法を紹介します。
TEXT関数を使用して曜日を表示する
TEXT関数を使用することで、特定の日付を指定して曜日を簡単に表示することができます。
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 日付 | 曜日 | ||
2 | 2024/01/01 | =TEXT(A2, “dddd”) | ||
3 | 2024/12/25 | =TEXT(A3, “dddd”) |
手順
- セルA2およびA3に日付を入力します(例: 2024/01/01, 2024/12/25)。
- セルB2に次のTEXT関数を入力します:
=TEXT(A2, “dddd”) - セルB3に同様の式を入力します:
=TEXT(A3, “dddd”)
関数の役割
TEXT関数は、数値を指定された形式にフォーマットする関数です。ここでは日付(シリアル値)を曜日(dddd)として表示しています。
結果
セルA2の2024/01/01はMonday、セルA3の2024/12/25はWednesdayと表示されます。
WEEKDAY関数を使用して曜日を数値で取得する
WEEKDAY関数を使用して、日付が何曜日に該当するかを数値で取得できます。デフォルトでは、1(日曜日)から7(土曜日)までの値が返されます。
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 日付 | 曜日(数値) | ||
2 | 2024/01/01 | =WEEKDAY(A2) | ||
3 | 2024/12/25 | =WEEKDAY(A3) |
手順
- セルA2およびA3に日付を入力します(例: 2024/01/01, 2024/12/25)。
- セルB2に次のWEEKDAY関数を入力します:
=WEEKDAY(A2) - セルB3に同様の式を入力します:
=WEEKDAY(A3)
関数の役割
WEEKDAY関数は、日付が何曜日に該当するかを数値で返す関数です。デフォルトでは1=日曜日、2=月曜日…7=土曜日となります。
結果
セルA2の2024/01/01は2(Monday)、セルA3の2024/12/25は4(Wednesday)と表示されます。
CHOOSE関数とWEEKDAY関数を組み合わせて曜日を文字列で表示する
CHOOSE関数をWEEKDAY関数と組み合わせることで、曜日を文字列で表示することができます。
A | B | |
---|---|---|
1 | 日付 | 曜日 |
2 | 2024/01/01 | =CHOOSE(WEEKDAY(A2), “Sunday”, “Monday”, “Tuesday”, “Wednesday”, “Thursday”, “Friday”, “Saturday”) |
3 | 2024/12/25 | =CHOOSE(WEEKDAY(A3), “Sunday”, “Monday”, “Tuesday”, “Wednesday”, “Thursday”, “Friday”, “Saturday”) |
手順
- セルA2およびA3に日付を入力します(例: 2024/01/01, 2024/12/25)。
- セルB2に次のCHOOSE関数とWEEKDAY関数を組み合わせた式を入力します:
=CHOOSE(WEEKDAY(A2), “Sunday”, “Monday”, “Tuesday”, “Wednesday”, “Thursday”, “Friday”, “Saturday”) - セルB3に同様の式を入力します:
=CHOOSE(WEEKDAY(A3), “Sunday”, “Monday”, “Tuesday”, “Wednesday”, “Thursday”, “Friday”, “Saturday”)
関数の役割
CHOOSE関数は、指定されたインデックス(ここではWEEKDAY関数の結果)に基づいて選択肢から値を返します。この組み合わせにより、曜日を文字列で表示できます。
結果
セルA2の2024/01/01はMonday、セルA3の2024/12/25はWednesdayと表示されます。
まとめ
Excelでは、TEXT関数、WEEKDAY関数、CHOOSE関数などを使用して、特定の日付の曜日を取得できます。これらを組み合わせて、日付から曜日を迅速に知ることが可能です。日付の形式や出力方法に応じて、最適な関数を選択して活用しましょう。