複数の条件に基づいて支払額を抽出したい
この記事では、Excelにおいて複数の条件に基づいて支払額を抽出する方法について解説します。支払額の抽出が必要になるシチュエーションは、例えば特定の顧客や商品のカテゴリーごとに支払額を集計したい場合です。
フィルター機能を使用して支払額を抽出する
Excelのフィルター機能を使うと、簡単に複数の条件に基づいて支払額を抽出できます。以下の手順で操作を行ってください。
Excelの例
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 顧客名 | 商品カテゴリー | 支払日 | 支払額 |
2 | 山田太郎 | 食品 | 2023/01/15 | ¥10,000 |
3 | 鈴木花子 | 日用品 | 2023/02/10 | ¥7,500 |
4 | 佐藤健 | 食品 | 2023/01/25 | ¥12,000 |
5 | 山田太郎 | 日用品 | 2023/03/05 | ¥5,000 |
手順
- 「商品カテゴリー」列でフィルターを設定します。
- フィルター条件として、赤く色付けした「食品」のみを選択します。
- 次に、「支払額」列のフィルターで特定の金額範囲を設定します。例えば、¥10,000以上の支払額のみを抽出したい場合に使用します。
- 抽出されたデータは、条件に合った行のみが表示されます。
SUMIFS関数を使用して支払額を抽出する
次に、複数の条件に基づいて支払額を抽出するために、ExcelのSUMIFS関数を使用する方法を紹介します。
Excelの例
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 顧客名 | 商品カテゴリー | 支払日 | 支払額 |
2 | 山田太郎 | 食品 | 2023/01/15 | ¥10,000 |
3 | 鈴木花子 | 日用品 | 2023/02/10 | ¥7,500 |
4 | 佐藤健 | 食品 | 2023/01/25 | ¥12,000 |
5 | 山田太郎 | 日用品 | 2023/03/05 | ¥5,000 |
6 | 合計 | =SUMIFS(D2:D5, B2:B5, “食品”) |
結果
SUMIFS関数を使用した結果、「食品」のカテゴリの合計支払額は¥22,000になります。
手順
- Excelの空きセルに、以下のようにSUMIFS関数を入力します。
- =SUMIFS(D2:D5, B2:B5, “食品”)
- 関数は商品カテゴリーが「食品」の行に対応する支払額を合計します。
- 結果はセルに表示され、条件に合った支払額の合計が確認できます。
まとめ
- フィルター機能を使うと、特定の条件に合ったデータを簡単に抽出できます。
- SUMIFS関数を使用することで、複数の条件に基づいて支払額の合計を抽出することが可能です。