小数点以下を切り上げたい
この記事では、Excelにおいて数値の小数点以下を切り上げる方法について解説します。特定の計算結果を整数に丸めたい場合、Excelの関数を使用して効率的に処理を行うことができます。小数点以下を切り上げる際に推奨される方法を紹介します。
ROUNDUP関数を使用して小数点以下を切り上げる
最も簡単な方法はROUNDUP関数を使用することです。ROUNDUP関数は、数値を指定した桁数で切り上げます。
Excelの例
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | 元の値 | 桁数 | 切り上げ結果 |
2 | 12.345 | 0 | 13 |
3 | 7.891 | 1 | 7.9 |
4 | 123.456 | 2 | 123.46 |
手順
- 「切り上げ結果」列(C列)に以下のROUNDUP関数を入力します。
- =ROUNDUP(A2, B2)
- この数式を下にコピーすると、それぞれの数値が指定された桁数で切り上げられます。
CEILING関数を使用して特定の基準に従って切り上げる
CEILING関数を使うと、指定された倍数の基準に従って数値を切り上げることができます。
Excelの例
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | 元の値 | 基準値 | 切り上げ結果 |
2 | 12.345 | 0.5 | 12.5 |
3 | 7.891 | 0.1 | 7.9 |
4 | 123.456 | 1 | 124 |
手順
- 「切り上げ結果」列(C列)に以下のCEILING関数を入力します。
- =CEILING(A2, B2)
- この数式を下にコピーすると、それぞれの数値が指定された基準値で切り上げられます。
- いわゆる「小数点以下の切り上げ」であれば、基準値は1となります。
まとめ
- ROUNDUP関数は、指定した桁数で数値を切り上げるために使用します。
- CEILING関数は、特定の基準値に従って数値を切り上げるために使用します。
- 用途に応じて、どちらの関数を使用するか選択してください。