特定の顧客の購入履歴を集計したい
この記事では、Excelを使用して「特定の顧客の購入履歴を集計する」方法について解説します。複数の顧客が存在する購入データの中から、特定の顧客に絞り込んで購入履歴を集計するための手順と関数の使い方を紹介します。
購入履歴を集計する方法
EXCELの例
この表は、複数の顧客がさまざまな商品を購入した履歴を示しています。ここから、特定の顧客(例えば「顧客A」)に関する購入データを集計します。SUMIF関数を使用します。
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 顧客名 | 商品名 | 数量 | 金額 |
2 | 顧客A | 商品1 | 2 | 3000 |
3 | 顧客B | 商品2 | 1 | 1500 |
4 | 顧客A | 商品3 | 3 | 4500 |
5 | 顧客Aの購入金額合計 | =SUMIF(A2:A4, “顧客A”,D2:D4) |
この数式では、A2:A4の顧客名の範囲から「顧客A」を条件として選び、その対応する購入金額D2:D4を合計しています。
手順
- 顧客名、商品名、数量、金額のデータを表にまとめます。
- =SUMIF(A2:A4, “顧客A”, D2:D4) の数式を入力して、特定の顧客の合計購入金額を求めます。
- 「顧客A」部分を変数にすることで、他の顧客の購入履歴も簡単に集計できます。
別の集計方法:フィルターの使用
特定の顧客の購入履歴だけを表示したい場合、Excelのフィルター機能を使用します。
EXCELのフィルターの例
Excelのフィルター機能を使用して「顧客A」の購入履歴だけを表示します。
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 顧客名 | 商品名 | 数量 | 金額 |
2 | 顧客A | 商品1 | 2 | 3000 |
4 | 顧客A | 商品3 | 3 | 4500 |
この表では、フィルター機能を使用して「顧客A」だけの購入履歴を表示しています。
フィルターを使用する手順
- Excelのデータ範囲全体を選択します。
- 「データ」タブから「フィルター」を選択し、フィルターボタンを表示します。
- 「顧客名」列で「顧客A」を選択して、顧客Aの購入履歴のみを表示します。
まとめ
- SUMIF関数を使って、特定の顧客の購入履歴を合計することができます。
- Excelのフィルター機能を使用して、特定の顧客に絞った履歴を簡単に表示できます。