特定の期間の総売上を集計したい
この記事では、Excelを使用して「特定の期間の総売上を集計したい」場合の方法を解説します。期間ごとの売上を集計することで、特定の月や年における売上パフォーマンスを簡単に把握することができます。
SUMIFS関数を使った期間ごとの売上集計方法
EXCELの例
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 日付 | 商品名 | 売上額 | 集計 |
2 | 2024/01/05 | 商品A | 1,000 | =SUMIFS(C2:C5, A2:A5, “>=2024/01/01”, A2:A5, “<=2024/01/31”) |
3 | 2024/01/15 | 商品B | 2,000 | |
4 | 2024/01/20 | 商品C | 3,000 | |
5 | 2024/02/05 | 商品D | 4,000 |
この例では、2024年1月1日から2024年1月31日までの期間の売上を集計しています。SUMIFS
関数を使い、日付範囲を条件にして、指定期間内の売上(C列、赤色の部分)のみを合計しています。また、日付範囲の条件にはA列(青色の部分)が使用されています。
結果として、2024年1月の総売上は6,000円です。
手順
- 集計結果を表示したいセル(例: D2)に
=SUMIFS(C2:C5, A2:A5, ">=2024/01/01", A2:A5, "<=2024/01/31")
と入力します。 - Enterキーを押して指定期間の売上合計が表示されます。
注意点
- 日付フォーマットが適切であることを確認してください。日付が正しく認識されていないと正しい集計ができません。
- 売上データが正確に入力されていることを確認し、範囲内に不要なデータが含まれていないことを確かめましょう。
フィルターを使用した売上集計方法
フィルターの準備
Excelの「フィルター」機能を使って、特定の期間内のデータをフィルターし、その後集計することも可能です。フィルターを使うと視覚的にわかりやすい売上集計が行えます。
手順
- 日付や売上範囲を選択し、「データ」タブの「フィルター」ボタンをクリックします。
- フィルターを適用する範囲の列ヘッダー(例: A列の日付)をクリックし、「日付フィルター」を選択します。
- 「指定の範囲」を選択し、集計したい期間を入力します。
- フィルターを適用した後、集計セルに
=SUBTOTAL(109, C2:C5)
と入力します。
EXCELの例(フィルター適用後の集計)
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 日付 | 商品名 | 売上額 | 集計 |
2 | 2024/01/05 | 商品A | 1,000 | =SUBTOTAL(109, C2:C5) |
3 | 2024/01/15 | 商品B | 2,000 | |
4 | 2024/01/20 | 商品C | 3,000 | |
5 | 2024/02/05 | 商品D | 4,000 |
この例では、フィルターを適用して2024年1月のデータのみを表示し、その期間の売上データに対してSUBTOTAL
関数を使用して売上合計を計算しています。
注意点
- フィルターを使用する場合、
SUBTOTAL
関数を使用することで、フィルターされたデータのみが集計されます。 - フィルターを解除する際は、「フィルター」ボタンを再度クリックしてフィルターを解除します。
まとめ
- 特定の期間の売上を集計する場合、
SUMIFS
関数を使うことで簡単に期間を指定して集計することができます。 - フィルターを使用して特定の期間を絞り込み、その期間の売上を
SUBTOTAL
関数で集計することも有効です。 - いずれの方法も、売上