職業別の年収ランキング１４０ 第６０位～第４１位 時給と労働時間も掲載 令和5年度最新版

※生産管理事務員、出荷事務員

機械検査技能士は国家資格であり、機械検査に関する学科と実技試験に合格した者を指す。機械検査は機械の部品や作動機構の検査であり、生産現場や恒温室での精度測定や検査が含まれる。特級から3級までの等級があり、それぞれ管理者、上級技能者、中級技能者、初級技能者の技能レベルを示す。

※工作機械検査工、ポンプ検査工、電気製品検査工、電気部品検査工、自動車検査工、輸送機械検査工、時計検査工、レンズ検査工

看護師は、患者の看護や医師の補助を行う専門家であり、日本では国家資格を持つ医療従事者。医療環境の中で重要な役割を果たしており、診療科や患者のニーズに応じて活動している。一般的には医師の指示の下で活動し、患者の健康管理や生活の質を向上させるための看護計画を立案する。

臨床検査技師は、病院や医療機関で臨床検査を行う技術者であり、日本では国家資格として規定されている。彼らは医師の指示のもとで検体検査や生理学的検査を行い、血液や尿などの検査や生理検査を担当する。通称では「検査技師」と呼ばれるが、病院内では一般的に臨床検査技師を指す。

化学工業は、原料を化学反応で加工して得られた物質を製品とする工業であり、その製品は化学製品として知られる。有機化学工業と無機化学工業に分けられ、製品や原料によってさらに細分化される。また、重化学工業は金属工業と機械製造業と組み合わせられ、産業統計上の用語である。

※化学薬品製造工、化学繊維製造工、石油精製工、紡糸工。プラスチック製品製造工は除かれます。

※産業デザイナー（商品デザインなど）、インテリアコーディネーター（販売を行わない)

事務職は机上で業務を行う職業の俗称であり、企業では経理、総務、法務などの管理部門やアドミニストレーションがこれに該当する。男女同権の視点から、女性の事務職はOLと呼ばれることもある。「営業職」の対比語としても用いられる。現代では、IT事務、経理事務、医療事務、学校事務など様々な種類が存在する。

機械修理技術者は、原動機や工作機械、農業用機械、建設用機械、紡績機械、織物機械、印刷機械、事務用機械器具などの機械器具の部分修理や総修理、整備を行う専門家を指す。

※エンジン組立工、機械調整工、機械据付工

※配管工、給排水衛生配管工、冷暖房工

聖職者は、宗教的な指導や教育を行う人であり、教義や布教活動などの役割を果たす。

※僧侶、住職、神父、神主であり、巫女は該当しません。

※街頭販売員、訪問販売員（商品携行)

鋳造技能士は、鋳造に関する学科と実技試験に合格した者であり、特級から2級までの等級が存在する。鋳造技能士資格を持たない者が称することは禁止されており、職業訓練指導員の実技試験免除資格も有する。鍛造技能士は、鍛造に関する学科と実技試験に合格した者であり、自由鍛造、ハンマ型鍛造、プレス型鍛造の3つに分かれ、1級と2級の別がある。鍛造技能士資格を持たない者が称することは禁止されており、職業訓練指導員の実技試験免除資格も有する。

※鋳物工、鋳造工、鋳型工、鍛造工

美術家は彫刻や絵画、美術工芸品などの芸術作品を創作する人を指し、写真家は写真を撮影または製作する人であり、芸術的な写真を撮影する人を特に指す場合もある。カメラマンは写真や映像を撮影する人を指し、テレビカメラマンや映画撮影における役職はそれぞれで異なる。イラストレーターは情報や概念を視覚化し、絵を描くことを主目的とした職業であり、挿絵や広告などの制作を行う。

自動車の部品組み立て、車体の成形・組立て、車台の組立て、エンジンや電装品の据付けなどを行う作業者を指す。

※車体組立工、部品組立工、エンジン取付工

営業職は、商品やサービスの販売を促進し、売買契約を成立させる職業であり、業界や商品、会社の規模によって多様な仕事内容がある。営業の分類には、ルートセールスと新規開拓営業、法人営業と個人営業、国内営業と海外営業などがあり、営業マンやセールスマンと呼ばれることもある。

※自動車セールス員

客室乗務員は、主に交通機関の運行中に客室で乗客への接客サービスを行う乗務員であり、航空会社ではキャビンクルーやキャビンアテンダントと呼ばれる。彼らは機内サービスや清掃、保安業務、緊急時の対応を担当する。男性客室乗務員は力仕事や厨房の業務に回されることが多く、2010年代に日本航空では男性客室乗務員だけでの特別フライトが行われるなど、その数も増加している。

※キャビンアテンダント、フライトアテンダント

診療放射線技師は、医療機関で医師の指示に基づき放射線を使用した検査や治療を行う国家資格の医療技術者である。彼らは診療放射線技師法に基づき、放射線の人体への照射を行う者を指す。診療放射線技師は医療技術職の一部であり、臨床検査技師や臨床工学技士と同様に、技術や技能を持つ職種である。

電気工事士は、電気工事の専門的な知識と技能を有する者に与えられる国家資格であり、第一種電気工事士と第二種電気工事士に分かれる。この資格を持たない者は一般用電気工作物や500kW未満の自家用電気工作物の工事に従事できず、義務としては定期的な講習の受講や電気設備技術基準への適合、免状の携帯などがある。

※通信線配線工、電気工事作業者、電気工事士、電気保安工、電気設備工

いくつかの職業について紹介する。通訳は異なる言語を話す人たちの間で言葉を変換し伝える行為や、その職業・職務を指す。速記は特殊な記号を使って発言を書き記す方法であり、主に議会や法廷、ジャーナリズムなどで使用される。検数人は船積貨物の検査を行う者であり、荷物の個数や状態を確認して記録する。

製銑・製鋼・非鉄金属製錬従事者は、銑鉄や鋼を製造するために高炉・電気炉を操作し、原料の装填から製品の製造までの作業に従事する。製鋼工は、溶鉱炉で製造された溶銑を精錬して鋼に変える役割を担い、製品の品質や生産能率に影響を与える重要な職種である。特別な資格は必要なく、高校卒業程度であればなれるが、安全に配慮し、集中力や運動神経が求められる。

※製銑工、製鋼工、精錬工